南保留太郎商店の帰り道、気になって立ち寄った施設。
 

先客は外国人観光客一組のみ(よくここ見つけたなあ)、地味めだけど見どころのある漁場跡でしたニコ
 

いつまでも残してほしいし、燻製屋さんに行った際にはぜひ立ち寄ってほしい〜。
 
 
旧余市福原漁場
(国指定史跡)
北海道余市郡余市町浜中町150
*福原家が(明治36年まで。その後小黒家、川内家が経営)経営していた漁場の一部を文化庁・道の補助によって修理・復元した施設です。
*かつてニシンの漁場として栄えた北海道の日本海沿岸、海岸沿いには漁場の建物が立ち並び、漁場経営者は漁期には出稼ぎの漁夫など多くの人を雇い、権勢を誇ったといいます。
しかし乱獲や海水の温度上昇によって、ニシンは来なくなり、いつしか「幻の魚」と呼ばれるようになったそう。
*ニシンが不漁になると一時の隆盛が嘘のように家が没落していきました。
そのため、北海道の江戸から明治にかけてのニシン漁を知る事ができる史跡は、ほとんど残っていません。
*ここ旧余市福原漁場は往時の漁場経営を知る貴重な史跡となっているのです。
★入館料¥300★
 
 
〓主屋〓
親方家族と漁夫が寝起きをしていたところ。

入り口に帳場があり、広くはないけれど生活の跡が残っています。

写さなかったけど仏壇がありました。
写真もあって人のうちにきたような感覚。

台所とか。
 
 
〓文書庫〓
ここは書類や衣服や調度品が保管・展示されていました。

外側は木ですが蔵造りみたいです。

外の木の扉を開けると、中にまた扉が。

地下は入れないけど何かあるのかな~。
3階も上がれませんでした。

展示品。
 
〓石蔵〓
ニシン粕・身欠きにしんなどを保管していたらしい。
軟石っぽいような~。
 

ここも中は展示品です。

船の模型、すっごく繊細で綺麗!!
 
〓米味噌倉〓
米屋味噌を保管。

中には入れなくて窓から覗きます。
 
〓網倉〓
漁に使う網や浮きを保管。
ここも窓から覗く。
 
〓納屋場〓
奥に見えるのが米味噌倉
 
〓トロッコ〓
 
〓便所〓
離れたところにおトイレ。
 
〓薪小屋・物置〓
 
国指定史跡