名前を名乗る前の枕詞をここに書くのが段々面倒くさくなってきました。

 

どうも”あきかん”です。

 

2024年6月9日(日)に姫路でかんもくライブフェス&交流会に参加してきました。

4月に富山で開催された緘黙交流会ともまた雰囲気が違っていたのでその点も含めてまとめたいと思います。

 

姫路交流会と富山緘黙交流会との違い

①参加人数が半分程度で自分が話す番が早く来る

富山交流会は参加人数15人程でしたが、今回は定員10人に対して、主催者を含め当事者経験者が4人、当事者経験者1人とそのご家族2名とそれ以外の方1名の計8名でした。人数が少ない分、自分が話す番が早く回ってきて話した量は体感富山の3倍以上でした。

②人との距離が近く声量に気を配らず話せた

机2つ分の距離(1.5~2mぐらい)しかなく相手との距離が近かった。会場だった姫路レンタルスペース&バーのHPのトップに載っている写真のような距離感。富山の交流会は、大会議室こういう机配置(これよりもう少し広い机配置)で相手との距離が3~4mあったので、声を張らないと聞こえないと思い、声を張っていたら内容が疎かになってしまった。その点、この距離だと小さい声でも相手に届くから、声量に気を遣わず話せた。休憩時間などでさらに少人数になったタイミングがあり、2人や3人で会話できた。これも距離が離れていたらできなかったと思う。

③バー特有の薄暗い雰囲気

これも姫路レンタルスペース&バーの写真を見ればわかりますが、照明が暖色で薄暗く、相手の顔は見えるが、輪郭がぼやっとしていて、緊張が和らいだ。この暖色にはリラックス効果があるんじゃないかと思う。照明の色を色温度というらしいが、色温度によっていろんな心理効果が得られるらしい。人との距離が近い状態で、普通の蛍光灯だったらもっと緊張していたかもしれない。
 

④司会進行

当事者の親と緘黙に関心を寄せている方々に司会進行を担っていただけた。場面緘黙関係者でもあるので、強要やプレッシャーを与えられることはなかった。司会進行を担ってくれた一人の方は、メモ用紙に参加メンバーの名前を書いて、一つの話題に対して全員が話せるように配慮してくれた。振られる順番もランダムでしたが、それぞれ話題に対して長めに話していたのと、自分の番が必ず来るのでその間に話す内容を考えることができた。

 

⑤沈黙が少なかった

富山交流会は沈黙が多かった。その沈黙は当たり前で許される雰囲気があって、別に嫌とかではなかった。ただ、今回の交流会は、保護者や支援者が場をつなぐ会話をしていて沈黙が少なかった。

 

⑥ライブフェス

富山の交流会ではギターが弾ける人がいなくて、かんもくライブフェスはなかったが、今回は支援者の方がギターを弾けたので初めて生歌生演奏を聴けた。リクエストに応えてその場で調べて演奏して歌うという即興や替え歌が面白かった。数曲で終わってしまい物足りなさを感じた。次はマイクありバージョンで聞いてみたい。

 

 

姫路交流会でやったこと

  1. 自己紹介
  2. 質問タイム?親御さんから話題提供
  3. ライブフェス
  4. 話題アプリで回答(2~3周)
  5. 質問タイム

 

反省点

  • 時系列ぐちゃぐちゃで話してしまった
  • 眠くてぼーっとしてしまうことがあった(寝不足、暖色照明のせい)
  • お昼とかで部屋の中の人数が減らないと自分から話しかけれなかった
 

前情報を聞いて参加を前日まで悩みに悩んだ件

富山緘黙交流会に参加するときは「参加します」の一言で、情報を前もって聞かずに臨みました。参加することが目的だったためです。ただ今回は、参加表明前に情報を聞きました。その情報によって前々日までかなり参加を迷ってしまいました。というのも緘黙のお子さんがいるご家族4人と心理士さんが参加予定という情報だったからです。何というか親御さんが参加されていると、「この人も場面緘黙症なんだ」とジロジロと観察されるのではないか?まして家族4人ということは、兄弟(姉妹)がもう一人参加、つまり子どもからの不躾な視線が来るのではないかと想像してしまい参加を悩んでしまいました。

 

<また、・・・他にも悩んだ理由がありここに書いていたんですが、その辺はいろんな人を傷つけるというか喧嘩を売る内容になるので割愛。いずれアメンバー限定記事とかで出すかもしれません。>

 

結局は参加されたご家族からは特にジロジロみられることもなく、お子さんの居場所を見つけたい、緘黙をどうにかしたいという想いで参加されていることが伝わってきました。変に身構え被害妄想で、参加しないという選択をしなくて良かった。参加できてよかったと思える交流会になりました。

 

まとめ

富山交流会もっと早く参加できていればという後悔があります。

富山も姫路も数年前から交流会が実施されているのを知っていたのに中々勇気が出ず参加できなかった。

今回、参加しないという選択をしなくて良かった。

 

このような交流会を毎年日本各地で開催していることがすごいことだと改めて思いました。主催者の方には本当に感謝しています。こういった緘黙交流会はコロナで一度少なくなりましたが、2020年より前は名古屋でも開催されていたように思います。富山でも、その他地域でも、その地域の方が中心となって、交流会が行われているようですが、それも一時的なんだろうなと思います。その時代、その地域で、当事者だった方や親御さんがいれば良いですが、いずれ役割を終え、その地域ではやらなくなるというのを繰り返していくんだろうな。こんな機会は今だけかもしれないなと思いました。

 

2000文字超え。また長くなってしまいました。