こんばんは☆★ほし★☆


今日も昨日も大雨(バケツをひっくり返したようなw)の奄美地方です雨

なんと沖縄に続き、梅雨入りしました・・・コタコタコタ



GWも天気は悪いみたいです(´・ω・`)



まぁ、先の事はわかりませんが、お出かけできたらいいなと思います。



昨日は、出産のドキュメンタリー映画「玄牝〈げんぴん〉」を見てきました。
photo:01

奄美には映画館はないので、映画の実行委員さん(ママさんもたくさん参加してます。)によって運営されるのですが、今回は龍郷の「りゅうゆう館」で上映されました。

photo:02


たくさんの人が見に来ていて、上映会は大成功みたいデス!!!スマイルくん



ホールの隣に体育館があって、そこはキッズスペースになっていて子供が預けれるようになっていました。



飲み物も用意されていて子供たちは走り回りながら、待ちくたびれることなく上映が終わるのを待っていてくれました。



子連れのママさんにはとてもありがたかったです。



エコタワシも売っていましたよ~↓

photo:03


さてさて、玄牝〈げんぴん〉ですが、私は個人的にとても素晴らしくてママとしても女性としてもこみあげてくれるものがありました。


ストーリーは、自然派出産を表掲する愛知県の岡崎市にある吉村医院を取材したドキュメンタリー映画です。



自然派出産とは、医院に併設した日本家屋で、妊婦たちに家事労働をさせることで安産を目指すというもの。



そこで妊婦たちは、臨月になっても壁拭き(スクワットと同じ運動です。)や薪割りなど、昔の人が日常で行う運動をして、出産の際には切ったり促進剤を使わない自然派出産を目指していました。



実際、吉村医院を選んで通う妊婦さんはスクワット何百回を、楽しそうに生き生きと汗を流しながらやっていました。



(現在は吉村先生は引退して開業していないそうです。)



自然派出産を選ぶ理由も映画の中で触れていますが、人それぞれ考え方があり、過去がありで私も人それぞれだと思います。



私は普通の病院で出産しましたが、2回とも違う病院で産み、病院によって規則や方針が違うのはとてもよく解ります。



私は昔から子宮が奇形というか少し変わった形で、出産するまで「危険性はある」と言われ、大きい病院を選んだのですが、そこは、旦那さんの立ち合いができない病院でした。他にも厳しい規則が多くて。やはりいい思い出がありません。



なので2人目は違う病院で立ち合いで出産しました。



現実問題、今は出産できる病院が限られていて、探すがやっとな時代だと思うのですがこの映画を見て、妊婦さんが病院を選ぶ方法もあるんだなと思いました。



映画の中で、ある女性が、知らない間に促進剤を打たれて分娩台でもトラウマが残る医療介入があった事を打ち明けるシーンがあって、 (病院も良かれと思ってされた処置だと思いますが)涙を流していました。



それで畳で出産する自然派出産を希望されたみたいです。



他にはある女性の幼い長男を立ち会わせる出産シーンで、家族の見守る中で新しい命の誕生を喜び分かち合う光景が感動的でした。


その長男も幼いながら涙していて、小さい子供にもお母さんが大変な思いをして命が産まれるという事を自然に理解できた瞬間なのではないかなと思います。


photo:04



上映終了後には河瀬直美監督がお子さんも一緒にトークショーがありました。



河瀬監督は奄美に先祖の縁があって奄美を舞台にした映画を作られていたそうで、この時「奄美観光大使」も受賞していました。



今回の上映会も監督の希望もあって実現したそうです。



監督の話の中で、映画の中にあった言葉なのですが、



「女性器の膣というのは、男性を受け止めるだけでなく、赤ちゃんの産道にもなっている素晴らしいものである。それを持っている女性は素晴らしい」



が監督自身も心にのこるシーンだったそうです。



ネット上ではこの映画に対して反意見もありますが、(とくに医療に対して)



命がどれだけ尊いものかを描いた作品でもあると思うので、



出産をこれからする方も、出産経験のある方も、そして若い10代の方にも見てもらえたらいいなと思いました。



自然派出産は人それぞれの考え方です。



良いも悪いもないと思います。



無痛分娩がある今の時代で、自分に合うか合わないかですね。




個人的には・・・ もし3人目を産む事があったら家族で喜びも苦しみも分かち合えたらと思います。



子供に無理って言われたらそれまでですがw



久しぶりに映画をホールで見ました。^-^




ではでは、お休みなさい♥akn♥





*  aki *


読者登録してね