こんばんは
先日、奄美大島3か所で、エネルギー問題を取り上げる2時間以上の長編ドキュメンタリー映画が上映されました。
奄美では映画館はなくて、映画上映を企画する方たちがアクションをおこして上映会を開くみたいなのですが、
この映画も前作「六ヶ所村ラプソディー」に続くのドキュメンタリー映画で、主催された方達もずっと上映したかった映画だそうです。
本土ではもっと前に上映されてていて、ネット上では色々論議されてるみたいです。
この映画を私はとても見たかったのですが、上映日に幼稚園の行事が重なり、どうしても見に行くことができませんでした。
物語の舞台は、山口県の瀬戸内海にある離島、祝島。
島に何の前触れもなく多額のお金が振り込まれて、その後に中国電力の原発建設計画の事実を知り
千年以上前から自然と共に暮らす島の人の反対運動が始まる。
島周辺には絶滅が危惧される多様な希少生物が生息していて、タイトルにもあるミツバチの羽音というのは、
人間が環境を少し変えるとその羽音さえも聞こえなくなるという意味を込めたものだそうです。
そして物語はスウェーデンの自然エネルギーを利用する社会作りを目指す人達の話になります。
私の周りの方はかなり皆さん見に行ったようで、
「エネルギーに関してだけではなくて、今のTPP問題にもつながる、色々な問題を考えるきっかけをもらった」
と言っていました。
DVD化するのか全く分かりませんが、見る機会があったら次こそは必ず見たいと思います。
私は、今までは自分の人生を精一杯悔いなく生きればいいか。と思っていたけど、
子供を持って、子供達の未来と子供の子供(孫)の未来を考えるようになりました。
自分の親の子供の頃からずいぶん便利に豊かになった日本ですが、
環境問題は深刻ですよね。
温暖化に異常気象。
親であるからこそ考えなければと思うのです。
反原発とか推進とかではなく、エネルギー問題は生活と直結しているのでもっと知りたいと思っています。
アイスランドでは火山を利用した地熱発電を利用して、家庭の暖房は95%が地熱発電の排水を利用していて電気をあまり使わないといいます。
日本も火山国なのでとても面白い話だと思いました。
いずれは子供たちが背負うこの問題。
私も知ってる事を子供が理解できる齢になったら教えたいし、一緒に考えられたらと思います。
今日で震災から8か月がたちました。
震災を経験して、また考えるきっかけが多くなりました。
一概にエネルギー問題と言っても私のような素人には解らない問題がたくさんあると思いますが、
人間は賢く素晴らしいと思うので、地球と共存できたらと思います。
そして被災地が早く復興できますように・・・
* aki *