1年前にFacebookに投稿していた記事です。

なかなか良いこと書いてるなー笑

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母と偕楽園にいったとき、カフェでソフトクリームを食べてる親子がいた。

子どもはたぶん2歳そこそこ。

自分ひとりで全部食べるのだと父親に言い、グラつくソフトクリームを手放さない。

ひとつは食べきれないだろうなぁ、途中で落とすかも、と思いながら見ていた。

案の定、あわや転落、となるソフトクリーム。

手を出す父親。

すかさず泣く子ども。

何回か同じことを繰り返していた。

お父さんはハラハラしつつも、恐らく落とすこと込みで

子どものやることを尊重したようだった。

無事に食べ切れたのだろうか。

先に席を立ったので、親子のその後とソフトクリームに幸あれと思うばかりだ。

以前に乳児院のボランティアをした時もびっくりしたのだけど

『子どもってこんなにすぐ泣くんだ！』『こんなことでも、"すげー傷ついた！"という顔して泣くのか！』と衝撃だった。

もうサイズアウトした長靴を、晴れの日の散歩に履いていくとゴネて、

それを職員に「足痛くなるよ」と咎められては泣き、

それを履いて出かけたら案の定すぐ足が痛くなって泣く。

避難車に乗せようとすると泣く。

抱っこもダメ。

大人からすると、それこそそっちの振る舞いの方が理不尽なのだけど

子どもにしてみたら『僕がお気に入りの靴で気持ちよく歩けないなんて！！なんてことだ！！』って泣く。

たかだか月2回、半日のボランティアで余裕があるから

『はぁー、そうなんだなぁ』と思えるけど、これを四六時中やられたら、

そりゃ余裕がない親なら発狂するなと思った。

そして、「だから言ったでしょう！」と怒られ、

長靴は帰ったら捨てられて、

次からは「言うこと聞かないとお散歩行かないよ！」って言われるんだな。

こうして段々、泣くのを諦めるんだ。

因果関係の理解がまだ出来ない子どもにとって、世界は常にイマココ。

今の気持ちがすべて。

それが砕かれると、この世の終わりみたいな泣き方をする。

私の中にも、忘れてるだけで

泣いたまま、絶望したまま放って置かれてる2歳、3歳の子どもがいる。

私が幼児のころ私と妹を乳児院に半年預けたこともあったほど、母は余裕がなかった。

だから泣いたままの小さい私はたくさんいる。

あのソフトクリームを握りしめていた子どもも、

長靴を履いて泣いていた子どもも、私だ。

チーズの包みをうまく開けられなくて泣き、

手伝ったら『自分がやりたかった』と泣く。

滑り台の順番を抜かされたと泣き、

砂遊びで型抜きしたたい焼きの角が崩れたと泣く。

ボランティアや実習で出会った子どもたちを思い出して

泣いたままの自分をひとりずつ抱きしめに行かなくちゃ。

それと、もっと切実なのは泣くのを我慢した私だ。

乳児院の子どもには、それぞれ担当の職員がいた。

誕生日はふたりでお出かけするとか、特別な存在としていた。

楽しく遊んでいても、自分の担当さんが部屋に来るとどの子もその人のところへ視線がいくし、寄っていく。

その人が忙しくてつれない感じだと、子どもは顔は泣いてるんだけど、声は我慢はしていた。

かと言って、その子を遊びに誘っても応じない。

大きい気持ちをどうしていいか分からず、立ち尽くす。

こういう私も、まだいっぱい迎えに行けてないでそのままだ。

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癒しを進めていく中で、自分がどんなふうに傷ついているのかを
実感することが大切になるプロセスがあります。

実感がないと、アファーメーションも、イメージーワークも絵に描いた餅になる。
ということが起こりやすいからです。

私も、２０２３年には全く実感できなかった、１歳半の私の痛みを

２０２４年に入って早々に、突然実感する出来事がありました。

これまでも、インナーチャイルドワークをやってきて

この子にも少し触ったつもりだったけど、

それでも全然足りてなかったことがよく分かりました。

そして、それができたのは反射の統合ワークで身体を育てていたからだと思う。

じゃなかったら、ちょっと大変すぎて

もう数年後になっていたかもしれない。

もし、統合ワークがなかったら、

コツコツとワークをして、少しずつ痛みを手放して

痛みの総量を外側から少しずつ削ってからでないと、さわれなかった。

もっと時間もかかったはず。

かといって、統合ワークだけだったら

それはそれでもっと浅いところで止まって、

痛みを減らすのにももっと時間がかかったかなーと思う。

統合ワークで柔らかくして、

感情のワークでえいやっと手を突っ込む。

そんなイメージです。

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