朝、起き抜けには何を飲みますか?
最近は白湯を飲むのが流行ったりしているので、白湯、という人も多いかもしれません。
でも、アーユルヴェーダでは朝は『水を飲みなさい』と言っています。
しかも400ミリぐらいと、結構な量です。
(両手で8杯分。大体400mぐらいになります)
”銅のカップに入れて、一晩月の光を当てたもの”が良いそうです。
が、めんどうでそれは試したことが無い(笑)
銅には抗菌作用がある、というのは1893年に分かったそうですが
なんで昔の人はそんなことが分かっていたのでしょうか。
不思議だ~。
冷水(と言ってもキンキンに冷蔵庫で冷やしたものは冷たすぎ)を一気に、一定量飲むことで
胃・結腸反射が起こります。
胃が膨らむことで、大腸の蠕動運動が起こる反射のことで
朝にいちばん強く起きます。
食事の量、胃が空っぽ・空腹だった時間の長さが
胃結腸反射の強さ、つまり便意の起こりやすさを決める要因です。
生活習慣と排便以上 順天堂医学ジャーナル 2004年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjmj/50/4/50_330/_pdf
かと言って、朝はまだ消化力が高くない状態なので
そんなにいっぱい食べるわけにもいきません。
なので冷水400mで、ある程度胃を膨らませて排便を促します。
朝に白湯を飲んで胃腸を温めたい、というのであれば
食事中にコップ一杯程度をすすりながら飲める温度で飲むと良いです。