タイトルのまま。

 

人間は他の生き物と同じ、ただの進化の過程に枝分かれた種が運良く生き残ってきただけに過ぎない。

恐竜と同じだ。

 

人間が器用に道具を扱い、言葉を操るのも別に人類だけの特技でもない、

哺乳類や鳥類などでも道具を使い言葉を使う動物なんていっぱいいる。

 

確かに結果的に人類が今の地球の覇権を握っているが、

長い歴史の中ではほんの一瞬に過ぎない出来事であるので、

そのうち変わることもありうる、っていうかそっちの確率が高い。

 

すべては確率の問題だから、

「絶対」は絶対にない。

 

人生は、無意味である。

人生に意味なんてない、

確率的に、私達がこの時代のこの場所に生まれてきた、

ただそれだけである。

 

そこに何も特別な意味をなさない。

生まれてきたから、寿命が尽きるまで、

ただひたすら本能のまま生きるだけ。

強いていうなら本能のまま生きること自体だけが生まれてきた意味である。

 

 

神様はいない。

神様は、社会そのものであり、道徳の規範であり、ルールであり、そのまま法律になって、

人間たちがお互い社会という集団の中で生きていく上で自然にできたしきたりや慣習を、

超越した何かに託して集団のなかの個々を束縛し従わせるための道具に過ぎない。

 

神は、人間そのもの、社会そのものである。