いつ治るのか？ じんましん。

毎日の診療で必ず診るじんましん。

1ヶ月過ぎると慢性。慢性になるとなかなかスッキリしないことが多いです。

なぜじんましんが起きるのか？上図のようにはっきり分かっているのはＩｇＥを介するアレルギーですが、これはまれです。食物アレルギーが証明される患者さんは一部とされます。

原因として挙げられているものは数多くありますが、実際のところはっきりとした原因はつかめないことのほうが多く、「疲労・ストレス」が
多いのかもしれません。

最近、化粧品などが原因となってアレルギーが誘導され、蕁麻疹やアナフィラキシーといった重症症状を引き起こすことが明らかにされています。

実はまだまだ蕁麻疹の原因は解明されてない部分も多いわけです。

治療については、Ｈ1拮抗薬（抗ヒスタミン・抗アレルギー薬）がもっとも効果的で、例外的な方を除いて、内服により蕁麻疹は消失します。

必ず治るとは言うのですが本当に個人差です

そんな、じんましんですが昨日は企業勉強会で

講師をしてきました。

新しい内服薬であるルパタジンは抗ヒスタミン作用と抗PAF作用の両方をブロックするという今までにない剤形です

皮膚科領域ではじんましんや皮膚掻痒症に用いることが多い薬剤ですが、どちらも抗ヒスタミン剤単独で治療がうまくいく場合もいかない場合もあります。

それはヒスタミン以外にも多数のかゆみの物質が関与しているからですが、ルパフィンは2つの異なる物質をブロックすることで皮疹を抑制します。また、効果不十分時は倍量投与も可能ですから。また一つ新しい選択肢が増えましたことは嬉しいです

しかし、まだまだ勉強することが多いです

45年前に。。

「オンギャー」

45年前の今日、こうやって生まれたんだろうなあ。

45才になりました。45才というとオジサンというイメージでした。。

私の場合、肌の衰えは全くなく、30代の時より

プリプリです

身体もすこぶる調子良いです

しかし。。目が。。老眼で近眼です。

それは置いといて。。

さあ、人生の折り返しに来ました

まずはあと20年、駆け抜けます🔥

ダメなスタッフはいるのか？

先日、勉強会であるテーマがでました。

「ダメなスタッフはいるのか？」

ということです。

結論から申し上げますとダメなスタッフはいない。

「ダメなリーダーがいるだけだ。」ということ。。

例えば、徘徊している認知症のおばあちゃんがいるとして。。

おばあちゃんは何かを探して徘徊しているわけです。

認知機能が低下することで、例えばトイレを探しているとします。

トイレがどこにあるかわからない。わかりずらい。から探す。。

探すときに誰も助けがない。サポートがない。簡単に探すことができない環境。仕組み。探したいときに誰も呼べない。気づかない環境。

おばあちゃんが悪いのでしょうか。

同様に仕事ができない（しない）人がいるとして。

仕事の仕方がわからない。指導制度がない。もしくはその頑張りを評価する仕組みがない。誰も見てない。気付かない。

すなわち、その環境づくり仕組みづくりをしていないリーダーが悪いというわけですね。。

仕組みづくり改めて頑張ります( ;∀;)