みなさん、本当にご無沙汰をしまして、誠に申し訳ございません。
この1ヶ月間、別に遭難していたわけではなく…
過去に例がないほど、強烈にお仕事が忙しく、まったく休めない状態、しかも、朝から夜遅くまで…
しかし、これもまた八雲観音様の思し召しとありがたく思い、仕事に専念していました。
あらためまして、今後ともよろしくお願いいたします。
ということで1ヶ月以上ぶりに、比良駅に降り立っただけで、思わず、
「なに???この肩の力が抜けていく感覚は!!!」
で、この光景を目にした途端、涙が浮かんできたのでした。
いきなりですが…やめて~!
もうこんな雪が少なくなった状態で湿原の上を歩き回るのは~!
ロープも完璧に無視、その場所から南部湿原の中に足跡がついていて、まるでそこがメインストリートのようになってしまっていました。(ノ_・。)
気を取り直して…
ランチ後、少し我が家のそうじ・メンテをした後、翌日が雨予報でしたので、上のメンテに出発。
ロープの位置を下に移しておかないと、雪解け後、手が届かなくなってしまうのです。
山中、あちこちにこういう目印が結び付けられています。
おそらくグループ連れで来られた方々がつけて、そのままにしていったのでしょうね。
これ自体どうのというつもりはワタシはありませんが、つけられた時は目線の高さだったとしても、雪解け後は手が届かない高さになってしまい、中には、芽吹きの時期、悲惨な状態になってしまうものも、過去何度も目にしてきました。
今後、なんらかの目印をつけるのであれば、どうぞその点も考慮していただきたいと思います。
ま、自分たちがつけたこの手の目印は、自分たちで外すのが基本なのでしょうが…。
地面が出てきたところもあれば…
貸し切りお泊り♪
翌朝…いってきま~す!
※観音様ロード(奥の深谷源流部)等で、2~3ヶ所、目印の赤テープが外されていました。跡からすると、意図的の可能性は高そうです。
また、イブルキノコバ道標にかけてあった冬道案内看板が外され、なくなっていました(意図的でないと外れないようになっていたはず)。
この冬シーズンも、重大事故が発生しています。過去、コヤマノ岳さんあたりでの道迷いが原因となった可能性が高い遭難が多く発生しています。
今年1月末に発生したあの遭難も、ご遺体発見場所からすると、武奈様山頂とその場所の間のどこかでルートを見失ったポイントとなる箇所があったと思われます。
①コヤマノ岳山頂表示…ワタシが知るだけでも2回外されor破壊されています。
②南稜分岐点表示…過去、何度掲示されてもその都度外されています。
そして、
③シャクシコバの頭の表示看板…過去何度か外されてしまったと聞いています。
これだけ何度も遭難が発生しているわけですので、上記3ヶ所、特に②と③については、行政の抜本的対策の実行を、強く希望します。