台詞を覚えるということは本当に有難いこと。年齢で覚えが悪くなるというが、普段の努力と最新の情報で、若い頃とそんなに変わらずのペースで覚えられる。覚え方も変わってきたからだろう。台詞を覚えるということは、内容や役を理解するということ。


さて、私は運が良いと自分で思っている。運が良くなければここまで続けられなかった。


色々なものを犠牲にし、人を悲しませたことも沢山あった。自分のことばかりで余裕がなかった。過去を振り返ると今でも後悔ばかりだが、全てが今に至るまでに必要なことだったと思えるようにしなければならない。


意識してても無意識でも、今の自分の結果を自分で選んでいる。売れないと苦しんでいる若手俳優たちも、無意識に売れないを選んでしまっている。これに気づくと結果は変わってくる。自分の思うタイミングで結果が出なくても違うタイミングで結果として現れる。若いうちにこのことにに気づけていたら、もっと世界が広がっていたと思う。


自分の力ではどうにもならないことはある。それも何かの意味があり自分への教訓になる。


出来ないことを考えると、結果的に出来ないことが分かる。しかし出来ないことを考えたからといって出来るようになるとは限らない。ならば、どうしたら出来るかを考え、出来ることを考えた方が出来るようになる。


自分ではどうにもならないことを考えるより、自分に何が出来るかを考えた方がいい。


自分が望む未来でも望まない未来でも、結局自分が選んでいた。これは私の経験から過去を振り返り見えてきたこと。


自分を良く知ること。若いうちからしっかりと自分と向き合う。向き合う方法は色々とある。今は様々な情報を無料で簡単に手にすることができるのでお金をかける必要はない。


台詞覚え一つにしても覚え方がある。演技に関する質問になら大体何でも答えられる。何か役に立てると思う。一人で悩んでいる人は相談して下さい。無料だし何かの勧誘ではないのでご安心下さい。

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