聞いちゃダメ、聞いたらおしまい

小堺一機さんの萩本欽一さんとのエピソードで、萩本欽一さんに「おでんの具」と突然振られて、「おでんの具？」と聞き返すと、「聞いちゃダメ。聞いたらおしまい」と言われたことがあったというエピソード。

考える時間があり過ぎたり、正解を聞いてもダメです。考えないで出てきたものを表現して欲しい。そこに貴方の個性、センスがあります。

　即興演劇にはリスクを背負うというチャンレンジがあります。リスクを背負うと、つい、うっかり、思わず、という自分が引き出されます。即興で出てくる表現が、個性、センス、天然、素、あなたらしさ、ありのままの自分です。ありのままが観客の心を動かすことはご理解頂けてるとお思います。即興演劇はありのままの自分を引き出すレッスンです。（俳優ファーストの演技レッスン参照）