フィクションと分かって観ているので、どうせならノンフィクションと感じたい。

演技で最も難しい演技とされているのは、恥ずかしいを表現すること。恥ずかしい表現を自らするのは難しい。恥ずかしがらせて貰うと表現できる。

主人公の三人の主婦が、本当に恥ずかしがって、本当に照れて、本当に困って、主婦同士の本音をぶちまけるのが観たい。

磯村さんと吉田さんとのやりとりは、フィクションとノンフィクションのギリギリの境目をいってると思う。個人的にはもっと攻めた演技と演出であって欲しい。吉田さんのリアクションが演技と思われてしまったら終わりだ。視聴者が恥ずかしくて観てられないほどであって欲しい。

仲里依紗さんと阿部サダヲさんとのキスシーンなんかは、仲里依紗さんの固まるリアクションはリアルだった。

演技レッスンをしていた頃、「吉家、股間で演じろ!」と指導された。女優は子宮で演じろ!と指導された。装うのではなく、本能で演じるということ。

昨今、リアル恋愛バラエティの人気の秘訣は、本能が観れるのが面白い訳です。これを見習って、恋愛ドラマでも本能の演技をみせられる絶好の機会だ!
#恋する母たち
#木村佳乃
#吉田羊
#仲里依紗
#小泉孝太郎
#磯村勇斗
#阿部サダヲ
#柴門ふみ
#大石静
#金曜ドラマ