久しぶりに観た。すっかり忘れてる。うじうじしているジェームズディーンの演技があまり好きではないが、惹かれる映画だ。

ジェームズディーンから見える一瞬の狂気にドキッとさせられる。反面、子供のような振る舞いに親しみを感じる。キャルを魅力的な人物として表現した。改めてジェームズディーンとは不思議な魅力を持った俳優だ。

ジェームズディーンのスター性が先行しがちだが、実は各キャストの演技が凄い。

キャルの対照的なキャラクターを見事に演じている。兄役のリチャードダヴァロスの列車の演技はジェームズディーンよりクレイジーだ!アーロンが精神的に壊れていくストーリーといっても過言ではない。

母役のジョーヴァンフリートはアカデミー賞で助演女優賞でオスカーを受賞している。

ジュリーハリスは揺れ動く女心を見事に演じている。

看護師役の女性の演技も空気を読まない人として素晴らしい演技をしている。

細かなところまで演出が行き届いているのを感じる。エリアカザンの名演出が光る。即興性には欠ける。
#エデンの東
#ジェームズディーン
#リチャードダヴァロス
#ジョーヴァンフリート
#ジュリーハリス
#エリアカザン