早稲田大学の理工3学部、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部ですが、その中に「3K」学科と呼ばれる学科があるそうです。
「3K」とは「きつい」「きたない」「危険」の3Kですが、「建築学科」「応用化学科」「総合機械工学科」の「建築」「化学」「機械」の頭文字3Kを指して使われているようです。
3学科とも100年を超える歴史と伝統のある早稲田理工の看板学科ですが、「必修授業コマ数の多さ」「課題量」「実験や設計の負担の重さ」が尋常ではないそうです。
例えば、息子の学院時代のお友達で、建築学科に進んだ学生さんのお話によれば「即日課題」と呼ばれる課題があるそうです。
製図やデッサン、スケッチの課題らしいのですが、提出期限が「即日」、すなわちその日の24時!1分でも遅れると、評定が1ランク下がるんだそうです(本当ですかね?)。
さらにオチがあって、教授から「これは即日課題、提出期限は本日24時だ」「だけど今までに出せた学生はいないけどな~(笑)」とコメントされるそうです(笑)。
サークルの懇親会が終わってから大学に戻り、夜中に製図を仕上げる、というようなことは日常茶飯事だそうです。
また、長い夏休みの間の課題もなかなかユニークです。
歴史的建築物、有名な建造物等のスケッチを10枚!ただし1都3県のものはダメ、すなわち東京・神奈川・埼玉・千葉の建築物はダメ!
そして現地に行った証拠として、現地から絵はがきにスケッチを描いて、現地の消印のある絵はがきを、必ず1枚は、大学当てに郵送する必要があるそうです。これも笑っちゃいますね(笑)。
海外旅行に行ったお友達もいれば、スケッチ旅行で自転車で九州から北海道まで縦断した猛者もいるそうです。びっくりですね~(笑)!
私も知らなかったんですが、建築学科の入試科目は、通常の4科目(英・数・理科2科目)に加えて、実技・デッサンがあるんだそうです。
早大学院でも、建築学科進学希望者は3年次の後期に、建築素描という科目の受講が義務づけられていて、徹底的にスケッチ漬け・デッサン漬けにされるそうです。
これも伝統なんでしょうかね。
早稲田の建築学科は1910年設立で、東大に次いで、日本で2番目に歴史のある建築学科なんだそうですが、パソコン・AI全盛の時代であっても、まずは自らの手で描くことを徹底的に求められるそうです。それも決められた時間内に!
ちなみに、慶応の理工学部は、1939年に日本初の私立の単科工業大学として設立された藤原工業大学を改組して、5年後の1944年に慶応大学理工学部として発足したものだそうですが、建築学科は現在も、慶応の理工学部には存在しないそうです。
そうは言っても、そんな「3K」と呼ばれる3学科ですが、みなさん、決して「苦しい」とは思っておらず、楽しんで学んでらっしゃるそうです。
結局は、好きな分野だからこそ、みなさん一生懸命に取り組んでいらっしゃるんでしょうね!
3K各学科の学生さん達に、大きくエールを贈りたいと思います!
大隈先生も、きっとみなさんを見守ってくれています!
