デリケートな問題 | テレビウォッチ14+

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テレビを見て、思ったこと、感じたこと、重箱の隅をつつくような細かいツッコミなどを書いていこうと思います。

自作のお話も思い立った時に載せていこうと思います。

大きな話題になっている某財務次官のセクハラ疑惑。
国会でも、その問題が取り上げられた。
社民党の福島議員の質問に、麻生財務大臣は「双方の言い分を聞かんと分からんというのは、この種の調査では当然のことだと思う」と答弁した。
日ごろ、大臣の答弁にはイライラすることも多いけど、この答弁はもっともだと思う。
どうやって、そして誰が女性記者の話を聞くかは別として、聞かなければ、どうにも進展のしようがない。
なにせ、次官は全面的に疑惑を否定しているのだから。
福島議員は、セクハラ問題はデリケートな問題だとも言ったようだけど、それもその通りだと思う。
セクハラを受けた女性は、いろいろな意味で守らなくてはならない。
一方で、次官の地位だけでなく、官僚という立場をも失う人が出るかもしれないデリケートな問題でもある。
仮に疑惑が事実でなかった場合、次官が不利益を被るなんてことは絶対にあってはならない。
そういった意味でも、双方の話を聞くというのは、最低限やらなければいけない、当たり前のことだと思う。
野党だって、総理夫人の言い分だけではなんとも言えないからと、わざわざ拘置所まで籠池氏の話を聞きに行ったではないか。

そもそも、福島議員は何を元に国会で質問したのだろう。
まさか、週刊誌の記事だけで、国会という場で質問したんじゃあるまいな。
元々、弁護士でもある福島議員が、自分でまったく調査をすることなく、週刊誌の記事を鵜呑みにして質問したのだとしたら、それは国会軽視とも言えると思う。


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