記者会見での謝罪コメントがいくつかのメディアで紹介されていました。
「おわび申し上げたいという風に思っております」と書いている記事もあれば
「おわび申し上げます」としている記事もあります。
随分ニュアンスが違います。
「おわび申し上げたいという風に思っております」
「おわび申し上げたいと思っております」
~今おわびしているわけではなくて「いつかおわびをしたいと思っている」と聞こえます。
まして「という風に」などとは。
「おわび申し上げたいと思います」
~これもきちんとおわびしているとはいえません。「思っている」だけですから。
「おわび申し上げます」
~これは率直におわびしています。本当におわびの気持ちがあるならこう言うべきでしょう。
なんでこんなにからむように書くのかというと我々リポーターはそうした細かい一言にも気を配ってリポートのコメントを作ってきたのです。
それを伝えるキャスターにもそうした神経を持っていて欲しいと思うのです。