ステージの司会の場合、足元も重要です。
ちゃんと磨かれた形のきれいな靴を履くのはもちろんです。
ステージ番組を担当することになった時、芸能アナウンサーの大先輩宮本隆治さんからアドバイスされたことがあります。
それは「靴の裏はなるべくゴムのものがいい」
裏が硬い素材ですとステージを歩く時にコツコツと大きな音がしてしまうのです。
舞台袖から出てゲストに近づいていくときに大きな靴音がして録音録画に入ってしまいます。
アナウンスだけでなくこうしたさりげないアドバイスもたくさんしていただきました。
伝統芸能の舞台では、舞台の上にもう一枚、台が敷かれます。
これは所作台といってこの上で踊ります。
絶対に土足厳禁です。
この場合は白足袋を履きます。
所作台の上で司会をするときは自分の白足袋を持っていきます。
スーツですが足元は足袋という恰好です。
ゆるゆるではみっともないのでピシッとした、自分の足の形にあった足袋を用意しています。
今後、司会でお会いすることがあるかもしれません。
足元は見ないようにお願いします。