ここのところ急な雨に降られています。
そこで思い出すのがこの言葉です。
「弁当忘れても傘忘れるな」
金沢で教えてもらったことばです。
それくらいいつ雨が降ってくるか分からない、ということを表しています。
実際、金沢に勤務している時に何度突然の雨に降られたことか。
空は晴れているのに雨が降ってくることもしばしばありました。
降られてしまってずぶ濡れになることもありましたがそういう時に思い出します。
「弁当忘れても傘忘れるな」
濡れてしまったことを恨んでも仕方がないのでむしろ「金沢らしいや」と楽しんでいました。
ある日、バス停でバスを待っていたら隣に外国からの観光客。
大きなリュックを背負ってずぶ濡れ。
私は幸い傘を持っていましたので一緒にどうぞと招き入れました。
バスが来て乗りましたが頭から水が滴っています。
私はいつも一枚手ぬぐいを持っていますのでそれを進呈しました。
今頃あの手ぬぐいはどこかの国の旅先で使われていることでしょう。