マイケル・ジャクソンと映画4/50「赤死病の仮面」 | NAKAZAWA GEOGRAPHIC

マイケル・ジャクソンと映画4/50「赤死病の仮面」

マイケル・ジャクソンと映画50の一覧表はこちら↓
http://ameblo.jp/akihiro-nakazawa/entry-10672700434.html

Darkness falls across the land
(闇の帳が地上に降り)
The midnight hour is close at hand
(もうすぐ真夜中になろうとしている)
Creatures crawl in search of blood
(怪物どもが血を求めてさまよい)
To terrorise y'awl's neighborhood
(街は恐怖に包まれる)

マイケル・ジャクソンさんの名曲「スリラー」の後半に流れる不気味なナレーション。
そしてラストの不気味な笑い声は誰も真似出来ない恐怖のイントネーション!
そんなスリラーをスリラーたる「恐怖」に仕立て上げた最後の巨人。
世界三大ホラーアクターの一人
ヴィンセント・プライスさん
(ちなみに残り2人はピーター・カッシングさんとクリストファー・リーさん、この偉大なおニ方のお話はまたいづれ…)
かのティム・バートン監督も彼を尊敬し、ショートアニメーション「ヴィンセント」を制作。
そして、好きが高じて彼の代表作である「シザーハンズ」(1990)に博士役としても出演してもらうほどのお方。(この作品が彼の遺作)
その他、「ザ・フライ」の元映画「蝿男の恐怖 」 (1958)、「アイ・アム・レジェンド」(2007)の元映画「地球最後の男 」(1964)等、ホラー映画の出演は数知れず…
いろいろある中、
今回はこの作品を紹介します。

「赤死病の仮面」(1964)86分
原題:THE MASQUE OF THE RED DEATH
監督:ロジャー・コーマン
赤死病の仮面 [DVD]/ヴィンセント・プライス,ジェーン・アッシャー,ヘイゼル・コート

¥5,040
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中世時代、死の伝染病が蔓延するイタリアで、我侭な領主が城内に閉じこもり、外で起きてる事は気にせず、毎晩宴を繰り返していた。そこへ赤い頭巾を被った怪しい者が現れるというお話。

この映画の原作はエドガー・アラン・ポーさんの怪奇小説「赤き死の仮面」で、それをB級ホラーの帝王ロジャー・コーマン監督が、ホラー映画には感じないほど、色彩豊かに表現し、芸術にまで高めた美しい映像に仕立て上げています。
なので、
ショック!
スクリーム!!

と言ったホラー映画を求めている方は物足りないかもしれません。
内容そのものは十分怖いお話ですが…

タイトルからも分かるようにこの作品は仮面のお話です。
僕は子供の頃から仮面(マスク)が大好きです。
例をあげると、
「13日の金曜日」ジェイソンホッケーマスク
「悪魔のいけにえ」レザーフェイス人皮マスク
「ハロウィン」マイケル・マイヤーズカーク船長のマスク
「アマデウス」黒き死の仮面
「犬神家の一族」犬神佐清ラテックスマスク
そして日曜の朝にやっていた
「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」魔天郎黄金仮面!!!
などなどあげればキリがないほど…

中世の時代には仮面舞踏会なんてものが流行っていたそうですね。
そんな時代に生まれて毎晩好きな仮面被って美女を誘いたい!!
なんて妄想するのもしばしば…

という僕の話はおいといて…

この映画のクライマックスシーンの「赤き死の仮面」の登場シーン

某有名ミステリー小説(映画化されてます)の超有名シーンにまんま流用されています。
なので、この映画を鑑賞すると、そのシーンがより一層楽しめます。

ってその某なんちゃらって何???

またいつものように話が脱線してるんじゃないの?

と思った人 手を挙げてぇ~~♪

とんでもございません。

この隠れた題材…今まで何度も映画化された超有名なミステリーこそ…
マイケル・ジャクソンさんに物凄く関係があるお話なのです。

そのお話はまた次回7/24「マイケル・ジャクソンと映画5/50」でお話します。

分かってしまった人はそれまで心の中に閉まって置いて下さいね♪

それでは

さよならさよならさよなら

残り46回…

まだ「スリラーな夜」は終わらない



アマデウスはいつ観てもホラーな作品だと思っています↓↓
eat the MOVIE-サリエリ


スケキヨ&シズマはあおい輝彦さんが一番!!↓↓
eat the MOVIE-スケキヨ


「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」の魔天郎はコレ↓↓
eat the MOVIE-魔天郎