久しぶりに衝撃を受けました。
DVDで韓国映画「チェイサー」を観たからです!!

$『ハリウッドで、愛をさけぶ!』 新進映画監督 北村昭博   AKIHIRO KITAMURA OFFICIAL BLOG   

なんと、レオナルド・ディカプリオによる
ハリウッドリメイクが決まっているこの作品。
観ている最中に震えが止まりませんでした。
ナ・ホンジン監督の長篇デビュー作というのに
驚愕です。凄まじい監督が誕生しました。

皆さんに見て欲しいので、詳しくは書きませんが、、
いやあ、今の韓国映画は完全にハリウッドで通用しますね。
「チェイサー」、「殺人の追憶」、「オールド・ボーイ」
など、韓国映画の監督術と役者さんの演技の
クオリティーの高さは今の日本映画のそれを完全に
抜いていると思います。

日本人の映画人として、悔しいです。
日本にも沢山の才能の持ち主がいるのに、、
ヒットする映画はテレビ映画や漫画原作映画、
芸人さんの作る映画ばかり、、

知人がこの事について書かれている記事を紹介して
くれました。かなり納得させられました。
日本映画のガラパゴス化、インフェルノ鎖国
http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20091222/p1


俺はハリウッドで活動していますが、
日本が大好きだし、日本の映画、日本の監督、日本の役者を
リスペクトしています。だからこそ、俺が今アメリカで学んで
いるものを、日本の映画界に還元していかなければならない
と強く思っています。

今の自分に出来るものは何なのかを考えた時、
ハリウッドで活動すると同時に、日本の業界でも
頑張って行かなければいけないと思います。
実力をつけて、知名度というブランド力をつけないと
いけない。俺が外からガタガタ言ったって、何も変わらない
のだから、、中に入って、そこで「理想」を持って頑張る事
で、たくさんの人に影響を与えて行ければ、何かが変わる
と信じています。

映画監督の俺が今、完全に役者業に専念しているのも、
この「知名度」という武器を手に入れるためです。
役者として、アメリカやヨーロッパなどの作品に参加しな
がら、日本の映画やドラマにも参加していきたいです。
それが今年の目標です。

日本の業界人のみなさま、
今年もよろしくお願いします。声をかけてくれれば、
いつでもアメリカから日本へ飛んで行きますよ!!

韓国人の役者に負けない、
「熱さ」を俺は持っていると思います!!!

それにしても、韓国という国は、
野球でも、サッカーでも、そして映画でも
良きライバルになってくれますね。
世界で勝負するには、
まずは、「奴ら」を倒さないとね!!!
良い意味で言っていますよー。

俺にここまで考えさせてくれた、
「チェイサー」には大感謝です。

皆さんも、是非観てみて下さい!



http://www.youtube.com/watch?v=TsRP_kVOH08
Michi - Something Missing