この度、ベルギーの3部のチームOlympic Charleroiと契約する事が決まりました。

この契約するにあたって、本当に大きなサポートがあり、それが本当に大きな支えになりました。


今回この道を進む決意をしたのには自分が上のレベルへ登って行ける場所だと判断しました。

そして今から、、、

今までのこと!!

言えなかったこと!!

誤解されていた事!!

そして海外に来た自分の意思ビックリマーク

今までは伝えられなく心の奥に潜めていた事!!ひらめき電球

この機会に伝えたいと思います。


今までで何よりも足掻き苦しんだ一年だったと思います。だけど本当に信じれる人たちがいて本当に救われた一年でもあったと思っています。
日本に居た時はJチームからオファーを頂き、それは自分には勿体無いほどの評価のオファーを頂きました。
でも海外で挑戦するレベルは下からでも評価を得て日本のGKでも海外でやれる証明を示したい。そして何より自分の夢である海外挑戦をするには、このタイミングしかないと思って決断に至りました。

それに対しては色々な意見もありました。

○Jのレベルを低く見ている。

○日本でもトップレベルでもないのに海外に挑戦する事がおかしい!

○Jリーグのレベルを知らないのに!


たしかに、日本という国は素晴らしいし、環境、街並み、人が非常に豊かであると思います。そして現に日本のサッカーのレベルは高いと思います。日本には素晴らしいGKがたくさんいるし、今の自分が日本のトップのレベルと比べるとたしかに大きな差はあることも分かっています。そして日本を低く見ているつもりも全くありません!!
でもこのタイミングで海外で挑戦したい気持ちを捨てて日本でやる事は自分に嘘をつく事になる。そして自分には、より人と違った環境の変化や状況の変化を与えらければ、いくら色んな人に良い事を言われようとも、北京オリンピックの時に落選した気持ち、日本代表の候補合宿で体験して感じたレベル差は埋まらないと考えました。

そしていざ海外のトライアウトを受け、スロバキア、ルーマニア、ポーランド、アイスランド、イギリスに行き、様々な事を感じ、その中で自分の考え以上にGKの評価を得る事はまた難しいということを知りました。

日本のフィールドの選手は海外でたくさんやってる選手が多いのに、GKは海外でプレーしていた人は川口能活さんしかいないという状況!!
そういう意味でも、海外で下から這い上がって評価されたい‼という挑戦は無駄にはならないと思います。

ニュースや新聞に出たルーマニアとの契約はしていません。だけど、正式契約のオファーをもらう事はできたました、そして少しの期間でしたが瀬戸貴幸くんと、そのチームで一緒にやれたことは自分の挑戦する!!という気持ちに更に力強い勇気を与えてくれた人だと思います。スロバキアにしてももう少しこのまま練習に帯同してほしいとの話はもらいました。
その時一緒に練習したドゥーシャンというスロバキア代表のゴールキーパーはスケールのデカさ、迫力とキャッチの技術は目を見張るものがありました。
自分が日本にいた時に考えていた何がルーマニア、スロバキアだ‼という感じのレベルの低い感じでは全く無かった‼逆に目を見張るものが沢山ありました。
ただイギリスに関しては、皆さんにうやむやにしていた部分があります。
多分、皆さんも知っての通りイギリスでは、ユーロ圏外の人がプレーするには厳しい条件があります。
従ってplymouth argyleとはスカラシップ契約として一年間の契約をしました。
そしてその意図はイングランド協会との話し合いをする中で、公式の試合に出場できるかもしれないというほんの少しの可能性があったからです。
常にTOPチームと練習して試合を見て、試合をして、色んなイギリスのフットボールを感じてきました。
でもここではプロとして契約は出来ませんでした。

その時にplymouthのコーチに就任した ジョン カーバー という人からベルギーの話しをもらいました。
来年から新しくイギリス人が新オーナーになってチームが新しくなる。そして今3部のチームだけど、今年上がるだろうと言う内容でした。

結局昨年3部から2部には上がれなかったんですが、来シーズンはスタッフ、コーチ、選手100%が全部入れ替わるとオーナーから言われました。その可能性は未知のレベル‼良ければ本当に可能性のあるチーム、悪ければこのまま3部に停滞してしまうチーム‼だけど下から這い上がろうと思っていたので、そんなに3部でやる事に抵抗はこの場所でやろうと決意しました。

またこの機会を期にお礼を言いたいと思います。流通経済大学には本当に多大な感謝をしています。
まだ実力が全く足りてなかった一年生の時の僕を我慢しながら使ってくれた中野監督、サッカーについて色々指導してくれたスタッフの方々に、恩返しとしての活躍報告できるようにしたいと思っています。

そして、どんな時も応援してくれたファンの皆様、友達、家族、会社には感謝を表しきれない気持ちです。

この感謝の気持ちを今後の結果で返せる様にしていきたいと思います。

本当に有難うございました。



林 彰洋



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