楽しかった学生生活も残り少なくなり、まわりは就職活動に励んでいる。

進路相談に行ったら自分がどういった仕事をしたいか決めることから始めましょうと言われた。

果たして、自分がやりたい仕事ってなんだろう?

そういった方のために「自己発掘シート」というツールを使って過去の自分を振り返りながら

「何をしていた時が楽しかったか?」

「誰といた時が嬉しかったか?」

「どういった時に喜びを感じたか?」

と言ったことを整理しながら自分自身を理解していきます。

小学校低学年(7〜9歳)
小学校高学年(10〜12歳)
中学1年生
中学2年生
中学3年生
高校1年生
高校2年生
高校3年生




小学校低学年から現在までの出来事をさかのぼりますが、なんとなく振り返っていただくのではなく、以下の項目に限定して昔の自分を思い出してもらいます。


7歳から15歳までは4つの項目
① 興味や趣味
② 習い事
③ 運動
④ 遊び

16歳以降は⑤が加わって5つの項目になります
⑤ アルバイト、家の手伝い、ボランティア

それぞれの項目で「どういった事」をしていたのか「どうだったか」の満足度を記入

満足度は0〜2の3段階で①から⑤までをそれぞれ評価し合計点を算出。

現在までの満足度を数値化することでこれまでの人生の中で最も充実していた時期とそうでなかった時期が見えてきます。

最も満足度が高い時期のことを深く探るのですが自問自答では限界があるのでパートナーもしくはグループワークで何故何故を繰り返していると少しずつ自分がどういった人なのかが見えてきます。

・そーいえばこれをやっている時は何時間でも集中できたな。

・こういったことが好きなんだ。

・こういった作業が得意なのかも?

と言うように質問に答えていると自分の中での気付きが起こり、それがやりたい仕事のヒントとなります。

1回で自分のやりたい仕事が見つかるのは難しいですが、何度も繰り返し行うことで自分の価値観やものの見方考え方がわかってくるのが実感できます。

 

次回は「自己発掘シート」の使い方を説明します。