遣り残したこと | ☆あきひこ と ☆中3で亡くなった けんた の話
自分の人生の全てだと思っていた、けんたを亡くした。
人生は続いている。
まだ、遣り残したことがあるのだろうか?

けんたは、中学校3年、15歳で亡くなった。
遣り残したことはなかったのだろうか?
卒業文集には、10年後は学校を卒業して働き、20年後には家族を一杯持つと書いていたじゃないか。
義姉さんには、「おいら1人っ子だから、子供は3人以上欲しいんだ。」と言っていたらしいじゃないか。
まだまだ、生きる予定だったはすだ。

ず~と考えている。

でも、順番は逆になったが、残った自分が けんたのことを思って遣ることは、しなければならないことだ。
けんたのことを、いつも考えている。
忘れられるはずがない。

妻との生活も守っていかなければならない。

でも、けんたが先に亡くなる理由にはならない。

何回、考えても堂々巡りになる。
けんたに線香を挙げてたら、突然 号泣してしまった。
心が不安定になってしまった。