Windows 2003 Server Editionの管理者パスワードを忘れた | 王様の耳はロバの耳

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既に先週の話になってしまったんですが、研究室のサーバーの入れ換え作業をやってました。


新しく購入してもらった(とても珍しい)サーバーは、
大学の情報処理センターの管理者が半ば強制的にWindows 2003 Server Edition(もちフランス語版)を入れていて、

前回はAdministrateur(=Administrator)のパスワードをもらえなかった上に、2台あるRAIDドライブをC,Dドライブに切っていたので「ちゃんとミラーリングにしてくださいよ、あとせめてAdmin権限のあるユーザが無いとマジ困る」と送り返したものでした。
とはいえ、科学祭参加などでしばらく忙しいので、寝かせて置いたのでした。


で、立ち上げてみると、ログインできない。


これだろう、というアカウントとパスワードでも入れない。


電話してみると(翌日になって)「教授に教えたけど?」と回答(回答遅い、さらに言うと定時にはいない)。
教授に尋ねると、昨日試したパスワードしか覚えていない。
「たぶんポストイットにつけてそのへんにおいたと思うんだけど...」とか言う。

そんなパスワードの管理しないでくれい...というか慣れた。


というわけで、Windows 2003 Serverをハッキングすることに。


http://home.eunet.no/~pnordahl/ntpasswd/bootdisk.html
に書いてある方法を試してみた。なかなかいい線までいったのだが、どういうわけかNTFSドライブがマウントされなかった。

これはあとで気がついたことなんだけど、Cドライブがミラーリングされていたからサポート外。

その後、とにかく困ったのはWindows server 2003のCDが手元に無いということ。
これは私のせいじゃなくて、大学本部の情報処理管理部門の管理ポリシーによるもの。
(おそらくMSDNアカデミック契約と思われます)

大学の情報処理センターってどうしてこう、融通がきかないのか。

しかしそんなことはお構いなしに、月曜の講義開始までにVirtoolsのライセンスサーバをインストールしなければならないのでどうにもならない。


しかたなし、VistaRC1のディスクを使って起動してみる。見事、ドライブを認識。ミラーリングしてC:System,D:Dataにパーティションが切られている。
ここでめんどくさがらずに、ミラーリングしているSATAのドライブを1台はずしておけば良かったのだが、
救出用Windowsのインストール→起動サービスにパスワードリセットを仕込む
という手法をとろうと思ったら、ちょっと触ったひょうしに、2台のディスクとも内容を壊してしまった。


なんというか「orz」な感じ。

なんでこんな難儀なWindows Serverを使わねばならないのか。
たかだかVirtoolsのライセンスサーバー(lmhosts)をインストールしなければならないだけなのに!
そもそも、今後も大学本部の情報処理管理部門に掌握されたままでは話が先に進まない。
というわけでLinuxをベースにしたサーバーにすることにする。


(たぶんつづく)