中華「萌」と国際市場価値 | 王様の耳はロバの耳

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ゆがんだかがくしゃのたのしいにっきだよ

日本の某有名国際関係大にいる某学生から聞いた話なんですが、
中国人が「××でーす!萌えっ!」
というかんじで自己紹介するらしい(多少想像込み)。

どうやらクールな言葉として扱われているとか。


【参考URL】
中国語wikipediaの「萌」
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%90%8C
日本語版の「萌え」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%8C

どうやらもとは日本語版からの翻訳のようですが、
独自に執筆されている部分もかなりあり、
かなりのマンガ用語が中文化されていることに気がつきます。
最近では外来語は日本語からの漢字化に頼っているなんて話も聞きますが、
カタカナ→中文の独創性もなかなか捨てたものではないですね。

【面白い例】
呆毛=アホ毛萌え
正太=ショタコン
御宅族=オタク
蘿莉=ロリ
哥�蘿莉=ゴスロリ
殺必死=ファンサービス

ちなみにこの手の用語はACG(Animation、Comic、Game)というようです。

で、その学生さんの談。

> メイドカフェに行きたかったそうですが、
> 「高すぎ」と断念したらしく、そこが残念です。
> 次に日本に来たときは連れていってあげたいと思います。
> 中国のメイドカフェの物価は日本よりずっと安いのでしょうか。

そういえば先日のJapanExpoで日本からコスプレ喫茶関係の出展がありましたが、
「Photo 3Euro」と掲示されており「萎え」でした。
会場内のコスプレイヤーのほうがサービス精神旺盛、というか写真ゼロ円なので、
3Euroにまで価値を高める日本の業界の努力に感心するばかりです。


補足

ちょっと詳しい人の談ですが、この出展のあった関西の業者さんというのはアキバ系からするとけっこう強気な値段設定らしいです。