今年50冊目
記念すべき50冊目は、将棋棋士の先崎学九段のうつ病の闘病記です。
藤井聡太三冠がデビューした頃にうつ病を患らった先崎九段。それまで将棋ファン獲得のために奔走された苦労が藤井聡太さんの出現で報われた瞬間を噛み締める事なく治療に専念せざるを得ない状況は本当にお気の毒でした
うつ病のつらさが分かりやすく表現されており、少しでも不安な方は一読の価値があります。
私も日々の業務に忙殺され、気分がどん底になる事もしばしばあり、うつ病になるんじゃないかと不安になる事もあるのですが、この本を読んで、うつ病はそんな軽いものではない事がよく分かりました。
今まで想像していたよりもはるかにつらい病気なんですね
うつ病は誤解が根強く、脳の病気であって心の病気ではない、という事を知りました。そして、医師の指導に従い、治療に専念すれば必ず治るという事でした。誤解による偏見は本当に良くないと認識させられました
軽い気持ちで手に取った本でしたが、とても勉強になりました
