『ふくわらい』西加奈子お正月らしいタイトルなので、今年の1冊目は『ふくわらい』にしましたタイトルとは裏腹に、お正月とは全く関係ない物語でしたこの物語も奥の深いお話で、自分の体とは?生きることとは?知るということとは?など、主人公の鳴木戸定や登場人物を通して投げかけられている気持ちがしました。こんな物語なのに、サラッと読み切れる展開で、無駄がないというか、飽きさせないというか、いろいろ考えながら読んでいたはずなのに、気づいたら読み終えていました。今年の1冊目に選んでよかったです!