日時:5月1日~5日(4月30日は品川の娘宅で前泊)
コース:台北(桃園)==MRT==台北駅~花蓮~台東~高雄~台南~高雄==MRT==空港
5月1日(金)
羽田発 5:55 ピーチ 台北(桃園)8:35 約3時間半のフライト MRT で台北駅へ
台北 12:40~花蓮14:55
松園別館、東大門国際観光夜市 夕食は「不是麺店」で海鮮料理 ホテル:シンイ精緻民宿
コメント:宿の女主人から得た情報で上記の店を訪問、約1時間の長い待ち時間の後やっと食事にありつけた。その間、すぐそばのコンビニで缶ビールを入手。順番待ちの若いご夫婦と半分英語半分日本語で対話。奥さんは5年間大阪で働いて、日本人に親切にされたとかで、大変好意的であった。台南に行くと話したところ、是非「安平」を訪ねるよう勧められた。日本の観光地の話で盛り上がり、あっという間に時間は過ぎていき、店に入っても相席となり、英語と日本語で素晴らしい時間が共有できた。おいしい料理も相まって、今回の旅の一番良い経験となった。
台北から花蓮は山がそのまま海に落ちていく急な崖が続き、いたるところにが崖崩れが見られた。台風で当地の観光名所である「太魯閣」付近が崩壊したのもうなずけるものであった。鉄道沿線からは当地名産?の石灰石を原料としたセメント工場の大きなプラントが立ち並んでいるのが見えた。後ろは2千メートル級の山、前は太平洋で水田の耕地が現れたのはやっと花蓮近くであった。そんな中、突然開けた花蓮の都会はちょっと驚きであった。明治時代かそれ以前、日本人が初めて入植して開いたこの町の発展には、日本人の貢献が大きかったことだろうと思った。
「松園別館」
第二日目(花蓮~高雄)
花蓮を出た列車はしばらく平地を走る。昨日のルートと違い豊かな水田地帯である。まもなく車窓の左手に山が見えてくる。地図によると「海岸山脈」である。右手には台湾の最高峰玉山(3952m)が見えるはずだが雲に隠れて見えなかった。台東を過ぎて線路は台湾の南端、屛東(ピンドン)に入り、列車は向きを北に変える。高雄に近づくころ、車窓にはいっぱいの養殖場がひろがってきた。水車の回る立派な池で高価な魚が養殖されていることだろうと後で調べたら、この付近はエビの一大養殖場だとわかった。かつては輸出が盛んだったそうだが、今は内需が中心とのこと。多くの台湾訪問客のお腹を満たしていることだろう。
高雄ではホテル(Sunnyside Hotel)の目の前が「六合國際観光夜市会場」になっていて、道路が解放され、夜市に変身、多くの客が屋台に群がっていた。当方も、名産の大きな焼いた車エビや憧れの台湾粽(チマキ)を頬張った。
第三日目(高雄・旗津半島見物のあと台南へ)
高雄ではフェリーで港頭に位置する「旗津」で三人乗りの電動バイクを借りて、海岸沿いを走った。旗津は中州を埋め立てた人工島のようだが、多くのお土産屋さん飲食店があり、地元からのお客でいっぱいであった。高雄港越しに高層のビル群が見え、市民の憩いの場所といったところ。フェリーで高雄市内に戻り、昼ご飯を食べて台南に向かった。宿の「鳳凰別館」といってもゲストハウスであるが、チェックインの時間には早すぎたため、駅のコインロッカーにスーツケースを預け、オランダ時代の古城「赤嵌楼」を見物した。夜は娘が「父母の日感謝」ということで、宿の近くのビストロでイタリアンをごちそうしてくれた。宿は古い家並みに立つ戸建てで、百年前の古民家をリホームしたものであった。夫婦が一階に、娘は歩けば足音が響く二階に泊まることになった。部屋からは路地を歩く人の足音が聞こえたが、清潔で広いベットが快適であった。
第四日目(台南・安平地区と中心部観光)
娘は自分だけで買い物に。老夫婦はタクシーの乗り方を教わって、お勧めの「安平地区」に向かった。
安平古堡(fort)
安平は1624年オランダ東インド会社によって築かれた「ゼーランデイア城」と呼ばれていた城壁(砦)の街。ここに港を作り商館を建て貿易の拠点とした。ジャワや台湾で取れた貴重品の砂糖の取引はオランダにとって大きな利益をもたらしたでろう。台南は言わば長崎への「砂糖の道」の出発点だったといえる。台南料理の味付けは甘いと言われる所以は、豊富な砂糖がここにあったからだろう。
安平古堡の見取り図(長崎の「出島」といったところか
堡塁の隣にあるガジュマルで覆われた「安平樹屋」を見たあとは、台南の中心街に戻り「孔子廟」を見物した。昼食は妻が事前に調べていたレストラン「度小月」で担仔麺を食べた。人気店で多くの客が待っていたが、注文の仕方わからず右往左往していたところ、日本人の客が注文やり方を教えてくれた。即ち、店に入ってメニュー表をもらい順番を書いてもらう。番号を呼ばれたら、注文の品名を書いたメニュー表を店員に手渡すというのも。こちらも待ったかいがあって美味しい麺にありつけた。この話をしたら、娘もぜひ行きたいということで、その夜の夕食も同じ店となった。但し、昼は本店(原始店)夜は林百貨店近くの支店であった。
台南最後の夜は、ホテル近くの「神農老街」を散歩
帰りは台南発の電車で高雄に行き、MRTを乗り継いで高雄空港に。高雄発14:30のジェットスターは満席で、成田には定刻どおり18:30に到着。約3時間(時差1時間)のフライトであった。
(5月8日 記)



