SSD1306とST7920は、それぞれ異なる種類の液晶ディスプレイコントローラーです。
以下にそれぞれの特徴と互換性について簡単に説明します。
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SSD1306:
- 特徴: SSD1306は、小型の有機EL(OLED)ディスプレイ用に設計されたコントローラーです。低電力で高コントラスト、広い視野角を提供します。Adafruitなど多くのメーカーがSSD1306を搭載した液晶ディスプレイモジュールを提供しています。
- 通信インターフェース: I2CやSPIといった通信プロトコルを使用します。
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ST7920:
- 特徴: ST7920は、グラフィカルなモノクロLCDディスプレイ(128x64ピクセルなど)に使用されるコントローラーです。テキストやグラフィックスの描画に適しています。通常、バックライト付きの大型ディスプレイと組み合わせて使用されます。
- 通信インターフェース: 主に並列またはシリアルな通信が使用されます。
互換性について:
SSD1306とST7920は異なるコントローラーであり、物理的にも異なる通信プロトコルを使用
しています。そのため、ハードウェア的な互換性はありません。ただし、それぞれのコントロ
ーラーに対応するライブラリを使用すれば、Arduinoなどのプラットフォーム上で簡単にプロ
グラミングできます。
言い換えれば、コードを変更して特定のコントローラー向けに適した関数呼び出しを行う必要
があります。例えば、SSD1306向けのライブラリやST7920向けのライブラリを選択し、
それに基づいてコードを書く必要があります。物理的な互換性はないため、ディスプレイモジ
ュールそのものも適切なものを選択する必要があります。
ちょっと何言ってるか自分でもわからなさそうですが、為になりそうなので記載しました。
ST7920用のライブラリ
ArduinoなどのプログラミングプラットフォームでST7920コントローラーを制御するため
に使用されます。ST7920はグラフィカルなモノクロLCDディスプレイのコントローラーで
あり、テキストやグラフィックスを描画するための機能を提供します。以下は、一般的な
ST7920用のArduinoライブラリの調査に基づいた考察です。
- U8g2ライブラリ:
- U8g2は、様々な液晶ディスプレイコントローラーに対応するための強力なライブラリです。ST7920もその一部であり、U8g2ライブラリを使用することで、ArduinoでST7920ディスプレイを制御することができます。
- グラフィカルな描画、テキスト表示など、多くの機能を提供しています。
- U8g2ライブラリは様々なディスプレイコントローラーに対応しているため、多くのプラットフォームやディスプレイに対応しています。
#include <U8g2lib.h>
#include <Wire.h>
U8G2_ST7920_128X64_1_SW_SPI u8g2(U8G2_R0, /* clock=*/ 13, /* data=*/ 11, /* CS=*/ 10, /* reset=*/ 8);
void setup(void) {
u8g2.begin();
}
void loop(void) {
u8g2.firstPage();
do {
// 描画処理をここに追加
u8g2.setFont(u8g2_font_ncenB14_tr);
u8g2.drawStr(0, 20, "Hello World!");
} while (u8g2.nextPage());
delay(1000);
}
#include <Wire.h>
U8G2_ST7920_128X64_1_SW_SPI u8g2(U8G2_R0, /* clock=*/ 13, /* data=*/ 11, /* CS=*/ 10, /* reset=*/ 8);
void setup(void) {
u8g2.begin();
}
void loop(void) {
u8g2.firstPage();
do {
// 描画処理をここに追加
u8g2.setFont(u8g2_font_ncenB14_tr);
u8g2.drawStr(0, 20, "Hello World!");
} while (u8g2.nextPage());
delay(1000);
}