そう上手くいくものではない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100314-00000019-yom-soci


町役場の人はこういうものの趨勢を知らないだろうから仕方ないが


人気にあやかれるのは、アニメ終了後せいぜい1年だ。


特にらきすたの場合はライトファン層が中心の人気であるから


息の長い熱狂というのは難しい。


女子高生のゆるい日常でヒットした作品。


当然、ファンの地盤もゆるいのである。



意図的であれ、偶発的であれ、何かがなければ人気は続かない。


アイマスの成功がいい例だが


それを手本にしていそうなドリームクラブは盛り上がりがイマイチだ。


まあドリームクラブの間違いを1つ言うとしたら、箱で出したことだろう。


アイマスが箱でも上手くいったのは、アーケード時代があるからで


どう考えてもドリームクラブはハード選択を間違えた。


それにアイマスのモデルを真似するのはあまり旨味がない気がする。


アイマスの存在感がでかすぎて、相乗効果が期待できない。



最近は何でもそうだが、新しい要素を模索しすぎてガラパゴスになり過ぎている。


モデルは古くとも王道や正道は、やはり優れた成功例である。


そこに立ち返ってみることも重要であると思う。



今の世界を舞台にして作品を作るのはかなり難しいと思う。


ギャルゲーであれば尚更だ。


携帯電話が今までのギャルゲー的展開のほとんどを不可能にした。


特に携帯があるゆえに、偶然を演出するのが非常に難しい。


空間的な距離すら、ネットのおかげでもはやないに等しい。


一昔前なら、海外に行くことは非常に大きな別れになり得たが


今では海外に留学する程度では、離れ離れでも何でもない。


だからかどうかは知らないが、新White Albumは時代設定を80年代にしたらしい。



多少現代風味になったが、王道のときメモ4に俺が惹かれるものがあったのは


そうした所が大きいのだと感じた。


そんなときメモ4もほぼコンプリートに近い状態になった。


次やるべき候補がなくて困る日曜日の夕暮れ。