5月6日鑑賞。
生田斗真くん、桐谷健太くん出演の話題作。
こちらも彼女が見たがっていたので、GWに借りてきました。
いわゆる「LGBT」を扱った、問題作でもあります。
話の中心になるのは、子役の女の子になるのかな?
育児放棄された小学生の女の子が、親戚のおじさんの家に転がり込むと、そこには性転換して女性になった元男性がいて――
というのが導入のストーリー。
そこから同級生の男の子の同性への恋愛話を絡めつつ、不思議な3人の同居生活を描いています。
うーん、難しい。
若年層にアピールするための「生田斗真・桐谷健太」というキャスティングなんだろうけど、いかんせん話が難しい。
「映画」というエンターテインメントな媒体に落とし込むには、まだまだ練れていないか。
日本社会でのLGBT当事者の認知のされ方や苦しみは、うまく描けていると思う。
ネグレクトや過干渉といった問題に関しても正面から向き合って描いてるのは、よい。
同性に恋する少年の葛藤も、その親のLGBT当事者に関する目線も、現代日本では「ああ、こうなるよなぁ」という感じで、切なくて悲しくてやりきれない。
主人公(?)である生田斗真くんを中心とした人間関係も、受容と反発と二極あるのは、リアルでよいかもしれない。
けれど、まぁ、言ってみれば「オチがない」んだよなぁ。
LGBT問題はデリケートな問題だし、フィクションとは言え「こう!」という答えを出すのははばかられるのかもしれないけど、ここは「フィクション」と言うことで原作者・脚本家・監督いずれかの主張をしっかりと示してほしかった。
問題を投げかけて、考えてくださいね、ということかもしれないが、誰も彼も「幸せ」にたどり着けていないし、そこへの道のりも見えないまま放り出されたようで、消化不良。
生田斗真くんの「男」を残したままの「女」としての演技、桐谷健太君の某CMキャラとは真逆な抑えた演技は、とても良かった。子役の2人も頑張っていたと思う。
それだけに、惜しい。
75点。
考える映画、問題提起作品としてはよいのでしょう。
しかしもう少しエンターテインメントに振れてもよかったのでは。










