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この日の夜のことだ。
トントン
空は陸の部屋のドアをたたいた。
「ねぇ・・・陸。入って・・・いい?」
空はドア越しに言った。
「あぁ・・・いいよ」
キィ
空は部屋に足を踏み入れた。
陸は自分のベッドを指さした。
「座れよ・・・」
「あっうん・・・」
空はベッドに腰を下ろした。
「あの・・・さ、さっき『気付いてくれよ』って言ってたじゃない?・・・それって、どういう意味・・・・・・?」
それを聞いたとたん、陸はビクッと震えた。
「そ・・・それは・・・・・・」
陸は顔を空からそむけた。
「り・・・陸・・・話したくないんだったら話さなくてもいいよ・・・・・・?」
そのとき・・・
ガタッ
「えっ・・・陸・・・・・・」
陸は空を押し倒していた。
つづく