サッカーに興味がある、もしくは、ない。
Jリーグに興味がある、もしくは、ない。
想い入れるチームがある、もしくは、ない。
それが大宮アルディージャである、いや断じてそんなことはない。
すべてに【ない】を選んでしまっても、日々の生活に困窮することはない。
しかし、すべてに【ある】を選んでしまう人々がいる。
2013年、そんな【ある】を選んでしまう人々にとっては、大宮のプライドを取り戻す時間になりそうだ。
大宮アルディージャは今年2013年でJ1リーグ9年目を迎える。
過去8シーズンは13位、12位、15位、12位、13位、12位、13位、13位。
18チーム中、下位3チーム(18位、17位、16位)がJ2リーグに降格する。
過去8シーズンにもわたり、残留争いに加わりかつ生き残ってきた。
ある意味、驚異的な安定感ではあるのだが、
そのたびに【ある】を選んでしまった人々の、大宮の尊厳は痛めつけられてきた。
しかし、2013年シーズンは7節を終わり、5勝2分無敗(勝点17)で2位に着けている。
しかも首位横浜Fマリノス(勝点18)にはわずか勝ち点1差である。
これは、どんな見方をしてみても、間違いなく首位争いに加わっている。
J1リーグは全34節あり、3月から12月まで続くシーズンである。
1/5のシーズンが終わったに過ぎない。
当然【アル】を選んでしまった我々は、このまま行けるとも思っていない。
けれど、大宮アルデージャの繰り広げる90分の闘いの様相は、
今までの残留争いに巻き込まれてきたチームとは打って変わり、
大宮新時代の到来を予感させる!
2013年4月20日J1第7節、昨年から続くリーグ戦無敗記録がかかった
さいたまダービー浦和レッズ戦を1-0で勝利し、18戦無敗の新記録樹立。
試合後のベルデニック監督は、
「われわれがいいプレーをしていることや、われわれに力があるということを、
少しずつ信じられるようになってきた」
というコメントを残している。
たかがサッカーかもしれない。
しかし、【ある】を選んでしまっている人々はみなそうだと思うが、
勝利を得た週末は、次の週を高揚感とともに迎えられるのだ。
そのなかでも【アルディージャ】を心に刻む人々は、
長い間萎縮していた、大宮の尊厳を少しずつとりもどし
喜びと誇りを胸に戦える1年にしたい。
