きょう2月6日は

  2月の最初の午の日(初午の日)

  その年の豊作を祈願して 
 
  繭の形のお団子を食べる風習があるようで

  ここ飛騨地方のスーパーでは、この時期になると

  まゆの形をした団子をよく見かけるようになります。

  いまどき 養蚕農家なんてないはずなのに

  昔養蚕が盛んだったころのなごりが

  いまだに風習として残っているんですね
 
  最近は繭から糸をとる作業をしていることもあり

  とても親近感が 湧いてしまい

  他人事とも思えず 

  はじめて買ってみました。
 
  「織物が上手く織れますように~」と祈願しつつ

  もっちりやわらかく とてもおいしくいただきました。

  




  さてさて ここからは本当の繭を煮る話

  糸をとるにはまず、繭を煮るところから始まります。

  専用のざる籠に繭を詰めて

  大きめのボールに熱いお湯と少し温めのお湯

  を用意して 籠ごと交互に浸し入れて
 
  最後にしっかり繭を煮て 蓋をして蒸らします。

  今日も ふっくら炊き上がりました。


   


 
 手のひらサイズのほうきのようなもので

  全体を撫でて糸口を出します。

  これで糸をとる準備ができました。