3回目なんだけど　慣れないなぁ～　入院って憂鬱だ

本日7月22日13時30分、入退院受付窓口で入院手続きをします。食道がん治療の抗がん剤CVポート注入治療のため入院するのです。

一回目は、何が何だかわからないまま、入院チェック表を頼りに着替えやら、ティッシュボックスやら、タオル類などを準備しましたよ。

二回目は、手首点滴からCVポート点滴に移行するので、前あき肌着＆前あき上着(寝巻パジャマ)が必要ということなので病院指定のレンタル業者に肌着とパジャマセットを申し込みました。

三回目となる今回は、カミさんが駅前通り商店街にあるはと屋で「前あき肌着」を見たというので、実際に見に行って、試着こそできなかったけれど、前あき肌着と甚平を購入。

CDプレーヤー付きラジオとバスタオルをキャリーケースに収納しました。バスタオルと書いたのは、1回目、2回目と病院のベッドに備え付けられているまくらは、十分に大きいのだけれど、中が柔らかすぎるだけでなく、寝ている間に頭の部分だけがへこんでしまうんですよ。

2回目のレンタル品の中にバスタオル(入浴をしないので使わなかったけれどね)が含まれていたので、3日目あたりだったと思うけれどバスタオルをたたんでまくらに乗せて寝たら、頭の部分が沈みこまないで調子が良かったんです。

老いぼれたとはいえ、あきぼうはまだまだ学習能力はあるみたい。なので、今回は前あき肌着を自前で用意したのでレンタル品の申し込みはしません。なので、入浴はしないけれど枕用にバスタオルを持って行くことにしたんでごわす。

なんで入浴をしないのか？　それはね、5日間24時間持続点滴剤があるからです。点滴ボトルがぶら下がったままなので入浴はできません。

ではどうするか？　ナースステーションの裏側におしぼり庫があるんです。ウエットおしぼりで、冷たいものとホットのものの2種類があるんです。ハンドタオルより大きめで、レギュラータオルよりは短め。そんな感じ。それで身体を拭くだけ。一日一回はタオルを水に浸した絞って背中を拭いたり、おしも部分を拭いたりはします。

よくね看護師物のお話を聞くとさ、寝たきりの患者さんに対して「清拭」をする新人ナースに、先輩看護師が指導するなんてシーンが登場するけれど、抗がん剤治療の場合、あきぼう本人は点滴チューブがつながっているだけで、日常正解行動に関しては「自立」と判断されているんだな。きっと。だからこれまでの二回の入院で看護師さんからの清拭はしてもらったことがありませんのです。

もっとも26年前の十二指腸穿孔で入院したときはどうだったか。覚えてはいないんだけど、手術後しばらくはベッド上生活だったから「清拭」をしてもらったんじゃないかなと思うんだけれど、記憶の霞のかなたに消えてしまっておりますのじゃ。

22日の東京の最高気温は34度と気象予報士がくっちゃべっておりましたがな。予報士に文句を言ってもしょうがないんだけれど、キャリーケースを引っ張ってバスの乗り降りにはつらいもんがありまっせ。

とはいえ、本日から7日間の予定で三回目の入院をしてきます。本日は入院後、夕方に造影剤CT撮影が予定されています。これまでの2回の抗がん剤治療のがんに対する効果を調べようというもの。

がんが小さくなっていますように、と願わずにはおられません。9月の誕生日は、5回目の入院になるかもしれません。がんとの戦いはエンドレスですかんね。

猛暑日の　バス移動する　入院日　(秋望)

荷造り完了