モキュメンタリー:ボラット。 | aki嬢の映画研究所~一緒にどう?~ オフィシャルブログ powered by Ameba

モキュメンタリー:ボラット。

2006年にアメリカで制作された
“モキュメンタリー”

『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』 

“mock” というのは英語で “まねてからかう” ということ。

まるでドキュメンタリーのように撮影されている映画『ボラット』は
mock と documentary を合わせて “mokumentary” といわれてるの。

内容はサブタイトルにあるように
カザフスタン人のレポーターがアメリカに渡って文化学ぶ
そして体当たりで学んだ事を伝えていく
という、一見ジャーナリスティックアプローチで真面目な内容。

真面目っちゃ、真面目で。

仕込まれてる部分はもちろん多少あるんだけど、
何も知らされていない一般人が多く出演。

カザフ人レポータ のボラットの非常識で無知な行動に
みんなはどう反応するか。
それがこの映画のおもしろさ。

面白いって、言っちゃいけないのかもしれないけど、
トラブルが起きるシーンでは未だアメリカに存在する
差別や偏見が見えてくるの。

でも、ただ無知ではなくピュアなボラットは
純粋にありのままを受け入れる精神も垣間見せてくれて
そこで少数民族が救われるというか、
本当に酷い振る舞いなんだけど許せる。

(実際許せなかった人も多かったそうで
全世界24カ国でNo.1!を獲得したのと同時に
訴訟件数も史上最多?!らしい)

“面白い” が危険なのであれば
“興味深い” といった方がいいのかしら。

独断と偏見で、
なんてよくいうけど
この作品は
独自の偏見で
楽しんでみて★


コメントにこめんと。

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