「だっ、だからって落ち着いていられますか—っ!荣养失调だって危险な状态に代わりはないのですよ—っ!!」
「はあ。この场面で少しも脱力しない月咏センセは本当に尊敬すべき先辈教师だとは思うじゃんか。でもじゃん。この子、すでにウチの携带食料、三食分は食い散らかしてるじゃんよ」
黄泉川の|呆《あほ》れた声に、三毛猫が『そ—そ—。|俺《おれ》も分けてもらったぜ—』とばかりに气持ち良さそうな鸣き声をあげる。口の周りの毛に食べかすが少し残っていた。
「……、それは空腹じゃなくて满腹で苦しんでいるのではないのですか—っ?というか、あ。なたも教师なら食事と荣养の管理ぐらい……ッ!」
「だったらこの子に直接闻いてみれば良いじゃんよ」
ビッ、とベンチを指差す黄泉川に、小萌先生は人を指差してはダメなのです、とその指を|掴《つか》んで下ろさせてから、改めてインデックスの颜を见る。
ぐったりした白い少女は、か细い声で、
「お、お|腹《なか》减った……。と、とうまはまだなの……?」
「ホントに减ってるんですか!?」
「だから言ったじゃんよ。あ—、もうセンセに预けちゃって良い?」
は、はい、お、お疲れ样です—、と|律仪《りちぎ》に头を下げる小萌先生に、黄泉川は背中を见せつつ片手をパタパタ振って立ち去って行く。杂な对应だが、それは小萌先生を气兼ねする必要がない相手だと思っているからだ。
小萌先生は改めてインデックスを见る。
ベンチでぐったりしている彼女は、ぶるぶると|震《ふる》えながら、
「そ、ソ—スの|?《にお》い……。これ以上|嗅《か》いでいたら、限界がきてしまうかも……」
小萌先生は、ようやく肩の力を拔いて(脱力ではなく、ホッと|安堵《あんど》しているのが彼女らしいが)、それからふとインデックスの言った『ソ—ス』というワ—ドに反应した。鼻をふんふんと动かしてみる。
