フルートの友人がCDを出しました!
”sakuko” こと 池田さく子ちゃん。
 
 
CD「Blue call me」
さく子ちゃん作曲の2曲の他、クラシック作品の編曲もの
合わせて6曲による素敵なCDです音譜
 
 
 
 
1.Blue call me/sakuko
2.ジーグ/ブラヴェ (編曲 sakuko)
3.Andante/sakuko
4.幻想曲 ロ短調/テレマン (編曲 寺田正彦 & sakuko)
5.さくらさくら/日本古謡 (編曲 sakuko & 寺田正彦)
6.ソルヴェイグの歌/グリーグ (編曲 sakuko & 寺田正彦)
 
【演奏】
フルート&アルト・フルート:sakuko
ピアノ&パーカッション:寺田正彦
バス・フルート:渡瀬英彦
 
 
 
 …………
 
 
今から20年ほど前、
一時期一緒にアンサンブルしていました。
懐かしいなぁ~。
私も若かった(笑)
 
 
前列…さく子ちゃん。 後列…私。
 
 
この頃は、アンサンブルの他フルート合宿へ参加したり
公開レッスンを受けたり…と
色々と貪欲に取り組んでいた頃でした。
 
いつだったか、さくちゃんが
「聴音始めたんです~晶恵さんも一緒にやらない?」と
五線ノートを見せてくれた事がありました。
 
聴音は受験のために必死になってやりましたが
音楽学校へ入ってからは授業でやるのみでしたあせる
その時見せてもらったさくちゃんのノートには
かなり難しい聴音課題がビッシリ書かれていました。
 
 
 
さくちゃんは、フルート奏者としてはもちろんですが、
現在は作編曲家としても活躍しています。
ミュージック・エイト社から、”sakuko” の名前で
J-pop、ジブリ、ディズニー等のフルート三重奏アレンジが
多数出版されています。(現在24曲)
 
 
……………
 
さくちゃんのCDが届き、ワクワクドキドキを抑えつつ
早速ヘッドフォンで聴きながら、
深夜にキッチンに立ち洗い物を…(笑)
 
 
音譜 音譜 音譜
 
爽やかで清々しく、柔らかくて優しく…
キラキラと透き通って
どこまでも自由なさくちゃんのフルート。
 
聴いているうちに、あの頃からこれまでの
二十年の時の流れが一気に押し寄せてきて、
色々な思いが溢れ、
もう涙が止まらなくなりました。
 
 
 
私はどうして病気になってしまったのか。
 
 
温かくて素敵なアンサンブルが作りたかった。
皆で、もう一段高い所へ上ってみたかった。
フルートの皆さんを、全員連れていくつもりだった。
 
やればやるだけどんどん苦しくなって
もう動けなくなってしまった。
 
 
どこで道を間違えてしまったのかな。
 
 
……………
 
 
 
CD「Blue call me」
 
本当に素敵なCDですラブラブ
私は、車でもキッチンでもお風呂でも(笑)
どこでも聴いて、とっても癒されています。
 
 
さくちゃんの曲「Andante」のように、
ゆったりと歩くような速さで
心ができるだけハッピーで優しくあるように。
 
 
なぜなら…自分がハッピーでないと
周りのみんなにハッピーを分ける事は出来ないんだと
今はよくわかるんです。
 
 
 
「ブルーが印象的な絵画に誘われ、
絵具と溶け合うようなフルートの音色……
青い楽園へようこそ!」
(アートライター 稲木紫織)
 
 
 
 

最後までお読み下さり有難うございます。

 

アキミュージックオフィス

大瀧 晶恵