長崎の春がいつもそうなのかは
 
わからないけれど  桜はとても早く咲き
あっという間に
散った
 
今週末は寒の戻り
 
 
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2週間前の桜

 
3月の初めの桜が咲き始めた頃
 
 
友人の突然の死
34年と短い人生でした
 
 
 
 
彼の最初の記憶は
 
幼稚園
得意げに練り消しの作り方を教えてくれた
 
 
中学で再開した時はとにかく幼稚園からまったく変わってない姿に爆笑して
 
 
 
中学3年に
大っ嫌いになる出来事があった
 
卒業したらもう一生会いたくないと思った
 
 
 
高校が一緒ですぐに再会
 
カッコいい先輩に勧誘され浮かれて入った部活に
ヤツがいる…
 
 
学校も変わり実習や国家試験に終われ
 
 
 
就職して数年経って
一人暮らしを始めた時
 
その一人暮らしのわたしの部屋の隣に偶然
ヤツが住んでいた…
 
再会
そして数年後わたしは違うところに引っ越して
縁が切れた
 
 
 
 
ヤツにはヤツの人生があって
 
私は私で人生があって
 
 
交わる事はいままでもこれからもない
 
でも
誰も知らない
 
わたしとヤツとのエピソードが
 
たくさん溢れてくる
 
 
 
死んだなんて
 
死んだところなんて見てないから
 
またばったり会うんだろうなと
 
 
 
 
思ってる
 
 
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桜が散っても
また次の春に
 
初めて見るかの様に 胸をときめかせ
 
桜のつぼみがひらくのを待ち焦がれ
 
頬を染めるように花が咲いて
 
そしてまた散っていく
 
 
 
ここの所
 
 
過去といまを行ったり来たり
 
 
行ったり来たり
 
 
涙は出ない
悲しみではなく
 
いまが今ではないような
 
 
 
 
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ヤツに最後に偶然コンビニで会った時 
 
″結婚決まったらしいな 良かったのお〜
じゃあの  〟
 
 
じゃあの…って  
 
 
おっさん 広島弁丸出しじゃん!!
 
 
 
 
私に言ったヤツの
 
 
最後の言葉ダッサ!!