時間は10時半am
だんだんお腹の痛みが変になってきた。
明らかに今までの痛みとは違う。
今までのお腹の張りは、お腹の上の方が痛い感じで、“キュウ”って締め付けられる感じ。
それが点滴をしてからの痛みは、お腹の下の方が痛くて、もうなんて言うんだろう?
ボーリングの鉛の玉を“ぎゅぃぃぃぃぃぃん”ってゆっくりグリグリされてる感じになってきた。
でもまだ大丈夫。まだ我慢できる。
もちろん顔が痛さで歪むも、一人でまだ乗り切れる痛みだった。
でも私は気付いていたよ。これからさらに絶対に確実にもっと痛くなることを・・・。
こんなもんじゃないっていうことを・・・・。
何故って、最初にこの陣痛室に通され、私が簡易のベッドに寝かされている時、2人のプレママが、もの凄い息づかいになっていて、もう陣痛MAX!!かなりの痛みを我慢している声が聞こえてきていたからだ。
看護師さんや助産婦さんが慌ただしくなって、『子宮口全開だね』という言葉が聞こえ、プレママも痛みかたの声がちょっと大きくなってきて、『他の人はもはやどうでもいい!!』状態になっているのを聞いていたからだ。
だってそれを聞いて、びびっちゃって、自分のお腹も張ってたからね(笑)
でもその後、分娩室に入っていって、BABYの産声が聞こえたときは、全く知らない方だし、顔も知らないのに、感動して涙がでたからね!(笑)
心の中で『本当におめでとう!!』と、言っていたよ!!
つうことで、この陣痛の痛みはまだ序の口。
あの時の妊婦さんの、痛み方・息づかいは、もっともっと痛いはず!!
こんなもんの痛みじゃなかったはずだ!!
と、ひとり病室のベッドの上。
痛みに耐え忍んでいた。
陣痛の間隔がもはや3分間隔を少しきっていた。
そこから看護師さん&助産師さん、またまた登場。
『なんかまだ大丈夫そうだね!!』と点滴の落ちる速度をまたさらに上げていった。
そこから私の本当の地獄が始まった。
点滴の落ちる速度を変えてから5分後くらいから、マジでヤバい痛みが襲ってきたのだ。
しかも陣痛間隔、一気に1分半。
そこからはもう、痛くて痛くて、お腹に付けてるモニター(NST)なんかおかまいなしに、横に体を丸めるようなった。
『やばい!!!今までとは比べ物になんねぇっす!!!!死にそうだよぅぅ!!!!!』
陣痛間隔は1分半。
マジで死にそうに痛くなってきた。
息づかいが荒くなり、呼吸が乱れる。
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・・・・・
体が痛みでこわばってしまう。
この時の痛みはお腹の下の方だけだった。
痛みで、もう仰向けになんて寝てられない。
体を横にした時、なんだか違和感を感じた。
違和感っていうか、なんか『なんか、出た気がする・・・。』
この時、一瞬陣痛が和らぐ。
この陣痛が治まる時って、さっきまでの痛みがマジで嘘だったかのように、全くの無痛の時間になる。
いきなりケロッとなるから、マジで面白いんだよね。
それでまた1分半後、
『痛いよぅぅ痛いよぅぅ。誰か助けてっつうか、なんで誰もいないんだよぅ!!!このやろぅぅ!!ええぇぇん。悲しいよぅぅ、痛いよぅぅ・・・』
携帯電話を握りしめ、彼に必死にメールした!
『本格的に陣痛が始まった。早く来て!!お願い!!!』
私は痛みにとても強い方だと思っている。
中学の体育の授業の時、バスケットボールをしていて、私は出番が終わって友達とぺちゃくちゃ話をしていた時、他のチームのメンバーが足りなくて『AKICO入ってくれない?!』と、言われたので『良いよ』と言って、歩いた瞬間『ガクゥゥゥゥゥゥ!!!!!!』
『あっはっはっは!!足ガクッてなった。だっさぁぁ!!!』って自分で笑って、また歩き出そうとしたら、ちょっと痛い。
『ちょっと保健室行ってくるわぁ!!』と、友達と保健室に行って処置してもらったんだけど、この時の保健の先生も『多分捻挫だねぇ。一応病院行ってみてもいいかもねぇ!!』と、軽い感じ。
そのまま早退して、病院に行ったら、なんと『剥離骨折』していた!!!
まじでぇぇぇ?!?!?!?!?!?
高校生のとき、バレエのレッスン中トゥシューズで踊っていたら足を滑らせ
『ブチィィィィィィイィィィィィ!!!!!!!!』
この時はマジで音が聞こえたから、やっちまったと思ったわ。
次の日病院で、右足首の靭帯という筋、全て損傷。全て切れてると言われた。
まさかそこまでとは・・・。
その一週間後、松葉づえで歩いていたら、雪で足を滑らせ転倒。
左足首に違和感を少し感じるも、ただの捻挫だと思い放置。
次の右足の診察の時、一緒に診てもらったら、なんとまたも全ての靭帯損傷。またも全部切れてるとのこと。
痛みに鈍いのかも知れないねぇ。
だから、体にTATOOやらBODYピアスやらしてるのかもねぇ。
コメントに『Mの人はお産も大丈夫なのかなぁ?!』的なことを書いてるのを読んだけど、マジであるかもしれないよね。
あたしが『M』って言ってるんではなくて、痛みが好きな人、快感に感じる人はもしかして、お産もなんなく乗り越えられるのかも!!!
もしそのような方がいたら、是非教えてほしいわ!!!
話が非常にそれてしまったけど、私は痛みには強い方なのよ。
それでもこの『陣痛』っていうのは、今まで人生の中で味わったことのない『痛みのジャンル』だった。
もう下腹部がいたすぎる。しかも一人で悲しすぎる。さらになんか出てる感じもする。
私は人生で何回か入院したことがあるが、『ナースコール』をほとんど押したことがない。
なんだか、申し訳なく感じてしまうのだ。
だが、この時はさすがにナースコールを探さないではいられなかった。
必死にナースコールのボタンを押した。
また陣痛が私を襲う。
もう息づかいがめちゃくちゃだった。
はっ・はっ・はっ・はっ・はっ・はっ・はぁ・・・。
痛くて、きちんと息ができない。
看護師さんがやってきた。
『どうしましたぁぁ???大丈夫ですかぁぁ????』
看護師さんって語尾を伸ばす人が多い気がする(笑)
『なんか、出てる感じがするんですけど!!!』
看護師さん。おしもをCHECK!!
『あぁ、破水してるねぇぇ!!!』
マジでぇぇぇ?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
子宮に指をいれられ子宮口CHECK!!
『いい感じに開いてきてるよ!!あともうちょっとだよ!!!』
AKICO『陣痛の痛みが今までと違って、下腹部がめっちゃ痛いんです!!』
看護師さん 『下腹部だけだったらまだだね!!お腹全体が痛くなるから!!』
AKICO『そうですか・・・・。』
陣痛が容赦なく襲ってくる。
痛い!!死ぬ!!息づかいが乱れる。
はっ・はっ・はぁ・はっ・はっ・はっ・はっ・はぁ・は
看護師さん
『息は短く吐いちゃ駄目よぅぅ!大きく息を吸ってぇぇ吐いてぇぇ、また大きく吸ってぇぇ吐いてぇぇ。はい大丈夫よぅ!上手上手!!』
この時、看護師さんの優しさに、今までの痛みと、一人だという悲しさから涙が出てきてしまった。
言葉をかけてもらったら、心が緩んじゃったのかな???
一人だと、気張ってないと心が折れそうになっちゃうからね。
看護師さんが、『子宮口も結構開いてきてるから、あともう少しですよ!!がんばって下さいね!!!』
AKICO『はい。』
看護師さんが行ってしまう前に、私が横向きになった方が痛みを堪えられるのを察知して、私の体を横にした状態でモニターをつけ直してくれた。
また一人になってしまった。
さらに徐々に徐々に痛みが増してくる。
陣痛が容赦なく一人の私を襲う。
しかも陣痛の間隔がさらに短くなってきている。
1分ない感じ。
息づかいをなんとか大きく呼吸をしようと頑張るも、さらに痛みが増してきているので、声が漏れてしまい、もはや泣き声状態になってきてしまった。
痛みと、痛みを堪えるのに体力を結構使っているため、体が暑くなってきて汗をかいてきていた。
体を丸めながら枕を握りしめる。
額には汗、そして目には涙。
長い髪の毛が顔に張り付いて、ハッキリ言って相当きもい状態に突入していたことは確か(笑)
必死に携帯電話をとって彼にメールする。
『痛くて死にそう。早く来て!!』
この時、11時32分am。
『死ぬよ!!マジで死ぬ!! 痛いよ!!』
11時53分am
続きはまた・・・・
LOVE U ALL
ABOO a.k.a AKICO
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だんだんお腹の痛みが変になってきた。
明らかに今までの痛みとは違う。
今までのお腹の張りは、お腹の上の方が痛い感じで、“キュウ”って締め付けられる感じ。
それが点滴をしてからの痛みは、お腹の下の方が痛くて、もうなんて言うんだろう?
ボーリングの鉛の玉を“ぎゅぃぃぃぃぃぃん”ってゆっくりグリグリされてる感じになってきた。
でもまだ大丈夫。まだ我慢できる。
もちろん顔が痛さで歪むも、一人でまだ乗り切れる痛みだった。
でも私は気付いていたよ。これからさらに絶対に確実にもっと痛くなることを・・・。
こんなもんじゃないっていうことを・・・・。
何故って、最初にこの陣痛室に通され、私が簡易のベッドに寝かされている時、2人のプレママが、もの凄い息づかいになっていて、もう陣痛MAX!!かなりの痛みを我慢している声が聞こえてきていたからだ。
看護師さんや助産婦さんが慌ただしくなって、『子宮口全開だね』という言葉が聞こえ、プレママも痛みかたの声がちょっと大きくなってきて、『他の人はもはやどうでもいい!!』状態になっているのを聞いていたからだ。
だってそれを聞いて、びびっちゃって、自分のお腹も張ってたからね(笑)
でもその後、分娩室に入っていって、BABYの産声が聞こえたときは、全く知らない方だし、顔も知らないのに、感動して涙がでたからね!(笑)
心の中で『本当におめでとう!!』と、言っていたよ!!
つうことで、この陣痛の痛みはまだ序の口。
あの時の妊婦さんの、痛み方・息づかいは、もっともっと痛いはず!!
こんなもんの痛みじゃなかったはずだ!!
と、ひとり病室のベッドの上。
痛みに耐え忍んでいた。
陣痛の間隔がもはや3分間隔を少しきっていた。
そこから看護師さん&助産師さん、またまた登場。
『なんかまだ大丈夫そうだね!!』と点滴の落ちる速度をまたさらに上げていった。
そこから私の本当の地獄が始まった。
点滴の落ちる速度を変えてから5分後くらいから、マジでヤバい痛みが襲ってきたのだ。
しかも陣痛間隔、一気に1分半。
そこからはもう、痛くて痛くて、お腹に付けてるモニター(NST)なんかおかまいなしに、横に体を丸めるようなった。
『やばい!!!今までとは比べ物になんねぇっす!!!!死にそうだよぅぅ!!!!!』
陣痛間隔は1分半。
マジで死にそうに痛くなってきた。
息づかいが荒くなり、呼吸が乱れる。
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・・・・・
体が痛みでこわばってしまう。
この時の痛みはお腹の下の方だけだった。
痛みで、もう仰向けになんて寝てられない。
体を横にした時、なんだか違和感を感じた。
違和感っていうか、なんか『なんか、出た気がする・・・。』
この時、一瞬陣痛が和らぐ。
この陣痛が治まる時って、さっきまでの痛みがマジで嘘だったかのように、全くの無痛の時間になる。
いきなりケロッとなるから、マジで面白いんだよね。
それでまた1分半後、
『痛いよぅぅ痛いよぅぅ。誰か助けてっつうか、なんで誰もいないんだよぅ!!!このやろぅぅ!!ええぇぇん。悲しいよぅぅ、痛いよぅぅ・・・』
携帯電話を握りしめ、彼に必死にメールした!
『本格的に陣痛が始まった。早く来て!!お願い!!!』
私は痛みにとても強い方だと思っている。
中学の体育の授業の時、バスケットボールをしていて、私は出番が終わって友達とぺちゃくちゃ話をしていた時、他のチームのメンバーが足りなくて『AKICO入ってくれない?!』と、言われたので『良いよ』と言って、歩いた瞬間『ガクゥゥゥゥゥゥ!!!!!!』
『あっはっはっは!!足ガクッてなった。だっさぁぁ!!!』って自分で笑って、また歩き出そうとしたら、ちょっと痛い。
『ちょっと保健室行ってくるわぁ!!』と、友達と保健室に行って処置してもらったんだけど、この時の保健の先生も『多分捻挫だねぇ。一応病院行ってみてもいいかもねぇ!!』と、軽い感じ。
そのまま早退して、病院に行ったら、なんと『剥離骨折』していた!!!
まじでぇぇぇ?!?!?!?!?!?
高校生のとき、バレエのレッスン中トゥシューズで踊っていたら足を滑らせ
『ブチィィィィィィイィィィィィ!!!!!!!!』
この時はマジで音が聞こえたから、やっちまったと思ったわ。
次の日病院で、右足首の靭帯という筋、全て損傷。全て切れてると言われた。
まさかそこまでとは・・・。
その一週間後、松葉づえで歩いていたら、雪で足を滑らせ転倒。
左足首に違和感を少し感じるも、ただの捻挫だと思い放置。
次の右足の診察の時、一緒に診てもらったら、なんとまたも全ての靭帯損傷。またも全部切れてるとのこと。
痛みに鈍いのかも知れないねぇ。
だから、体にTATOOやらBODYピアスやらしてるのかもねぇ。
コメントに『Mの人はお産も大丈夫なのかなぁ?!』的なことを書いてるのを読んだけど、マジであるかもしれないよね。
あたしが『M』って言ってるんではなくて、痛みが好きな人、快感に感じる人はもしかして、お産もなんなく乗り越えられるのかも!!!
もしそのような方がいたら、是非教えてほしいわ!!!
話が非常にそれてしまったけど、私は痛みには強い方なのよ。
それでもこの『陣痛』っていうのは、今まで人生の中で味わったことのない『痛みのジャンル』だった。
もう下腹部がいたすぎる。しかも一人で悲しすぎる。さらになんか出てる感じもする。
私は人生で何回か入院したことがあるが、『ナースコール』をほとんど押したことがない。
なんだか、申し訳なく感じてしまうのだ。
だが、この時はさすがにナースコールを探さないではいられなかった。
必死にナースコールのボタンを押した。
また陣痛が私を襲う。
もう息づかいがめちゃくちゃだった。
はっ・はっ・はっ・はっ・はっ・はっ・はぁ・・・。
痛くて、きちんと息ができない。
看護師さんがやってきた。
『どうしましたぁぁ???大丈夫ですかぁぁ????』
看護師さんって語尾を伸ばす人が多い気がする(笑)
『なんか、出てる感じがするんですけど!!!』
看護師さん。おしもをCHECK!!
『あぁ、破水してるねぇぇ!!!』
マジでぇぇぇ?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
子宮に指をいれられ子宮口CHECK!!
『いい感じに開いてきてるよ!!あともうちょっとだよ!!!』
AKICO『陣痛の痛みが今までと違って、下腹部がめっちゃ痛いんです!!』
看護師さん 『下腹部だけだったらまだだね!!お腹全体が痛くなるから!!』
AKICO『そうですか・・・・。』
陣痛が容赦なく襲ってくる。
痛い!!死ぬ!!息づかいが乱れる。
はっ・はっ・はぁ・はっ・はっ・はっ・はっ・はぁ・は
看護師さん
『息は短く吐いちゃ駄目よぅぅ!大きく息を吸ってぇぇ吐いてぇぇ、また大きく吸ってぇぇ吐いてぇぇ。はい大丈夫よぅ!上手上手!!』
この時、看護師さんの優しさに、今までの痛みと、一人だという悲しさから涙が出てきてしまった。
言葉をかけてもらったら、心が緩んじゃったのかな???
一人だと、気張ってないと心が折れそうになっちゃうからね。
看護師さんが、『子宮口も結構開いてきてるから、あともう少しですよ!!がんばって下さいね!!!』
AKICO『はい。』
看護師さんが行ってしまう前に、私が横向きになった方が痛みを堪えられるのを察知して、私の体を横にした状態でモニターをつけ直してくれた。
また一人になってしまった。
さらに徐々に徐々に痛みが増してくる。
陣痛が容赦なく一人の私を襲う。
しかも陣痛の間隔がさらに短くなってきている。
1分ない感じ。
息づかいをなんとか大きく呼吸をしようと頑張るも、さらに痛みが増してきているので、声が漏れてしまい、もはや泣き声状態になってきてしまった。
痛みと、痛みを堪えるのに体力を結構使っているため、体が暑くなってきて汗をかいてきていた。
体を丸めながら枕を握りしめる。
額には汗、そして目には涙。
長い髪の毛が顔に張り付いて、ハッキリ言って相当きもい状態に突入していたことは確か(笑)
必死に携帯電話をとって彼にメールする。
『痛くて死にそう。早く来て!!』
この時、11時32分am。
『死ぬよ!!マジで死ぬ!! 痛いよ!!』
11時53分am
続きはまた・・・・
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