今日は、流産にまつわるお話をここに書こうと思ったんだけど、
とても哀しいNEWSを見てしまい、どうしてもスルーできないので、
今日はそれについて書こうと思います。


NEWSを見た方はいるでしょうか??

2004年12月、福島県の県立病院で帝王切開手術中での死亡事故

執刀した医師を業務上過失致死と、医師法違反の容疑で逮捕

8月20日(wed) 判決 

    無罪

関係者からの『妥当な判決』 『事故の教訓を生かして・・・』


心の底から、哀しい事件だと思いました。

妥当な判決って・・・
人が亡くなっているのに、「妥当な」という言葉は聞きたくなかったです。

この事故は、2004年12月17日、女性の帝王切開の手術中に、胎児を
取り出した後、胎盤が子宮から剥がれなかった為、ハサミで無理にはがし、
女性を死亡させた疑い、また24時間以内に警察へ届けなかった疑いです。

このNEWSを見て実際の数字がわかったんですが、日本産婦人科学会の
調査によると、妊娠・出産で命に関わる緊急治療を必要とする女性は、
250人に1人と推計されてるそうです。

妊娠・出産に伴い、母体が亡くなるケースは、実は少なくないと聞いて
いましたが、実際の数字がわかりませんでした。

250人に1人も亡くなってる現実があるんですね。

この数字にはとても衝撃を受けました。

この亡くなった女性は、帝王切開で出産した後、自分の子供と対面し、
子供に声をかけたと書いていました。

『ちっちゃい手だね』と・・・。

その後胎盤剥離を経て容態が急変し、輸血等の処置が講じられたが、
出産の4時間半後に亡くなられたそうです。


この事件は本当に切なくて可哀想で、とても心が痛みます。

できれば、このような事件は聞きたくなかった。

10ヶ月間、大切に大切にお腹の中で育ててきて、やっとやっと出逢えた
我が子。

その何時間か後に自分が天に召されてしまうなんて、なんて哀しい事なんだろう。
自分に置き換えたら、哀しくて哀しくて涙が出てしまいます。

お医者さんは、その時できる最大の事を施してくれたに違いないと
思うけど、でもこの事件はやっぱり無念です。

これが自分だったらと、もし自分のパートナー・親族・友人に起こった
事件だと思うと、どんな気持ちになるか・・・。

本当に助ける事ができなかったのか??
きちんとした手術内容だったのか??

疑問はでてきてしまうかもしれない。

そして、やっぱり医師を恨んでしまうかもしれない・・・。

医学的な事は、私には全くわからない。
お医者さんが、そうだと言えば多分そうなんだと思う。
それでも気持ち的に『そうですか』と、割り切れるだろうか??
絶対に無理だと思う。

このような事件は今後、本当に起きて欲しくないと願います。

命ほど尊いものはないと、子供を授かってから改めて思いました。

妊娠・出産にあたって全ての人に、哀しい事が起こらない様、願うばかりです。


         LOVE U ALLラブラブ
       ABOO a.k.a AKICO

TODAY'S BABY WORD

人の命はとても尊いと言う事を、君が生まれたらゆっくり
伝えていきたいな。