優しさは強さ

最近ちょくちょく地獄堂を読み返している

小学生の頃はてっちゃんのまっすぐさ、潔さ、強さに憧れた
中高生になると椎名の広い洞察力と自分と世の中をよく見えているところそして横道掘りにわくわくした
大学生になると妖怪アパートにはまりまくってた

で、最近。

リョーチンの優しさにうるっとさせられる

最初に読んだときから、「死に部屋」の菩薩降臨は泣いた

魔弾の射手のアンデッドを成仏させたときも、読み返したら涙腺崩壊ポイント


守るだけではない、優しさ。救える、手を差し伸べられる
てつしが立っているところから引き上げてくれるような、
椎名は立ち上がるのを見守っているような、
そういう感じなら、
リョーチンは跪いて一緒に立ち上がってくれるような感じ

カンナも優しいし、強いんだけれど、彼女は大きな包み込む、やっぱり「母」のイメージなのかな
「私があなたの家になるわ！」が印象的

リョーチンは、もっと非効率的なんだけど、一人一人に寄り添っちゃう
だから、たまーに大事なところをぐぐっと掴んじゃうんだ

よく泣くリョーチンはそれだけのモノを受け入れる大きさがあるんだろうなぁ

てっちゃんは受け入れる、というか背負っちゃうイメージ
椎名は……全部俺の掌の上、みたいな(笑)

そんなこんなでリョーチンにハマってます

さーて、次は久しぶりに人魚の読もうかなエリクトー


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