赤ってあるじゃない?この際青でも緑でもいいのだけれど、まあ赤ってあるじゃない?
でも、同じ赤でも僕の見ている赤と君の見ている赤は多少なりとも差異があると思うんだ。
濃さだったり、そもそも僕が認識している赤は君にとってはオレンジかもしれないんだよ。
一体全体なにが言いたいのかといえば、僕と君は所詮他人なのさ。
真っ赤に熟した林檎のような、赤の他人なんだよ。
いくら誰かを好きになろうと、嫌いになろうと変わらない。
無関心だろうと無関係だろうと関係ない。
同じ人間ではあるが、同じ人ではない。
いや、例え全く同じ人だったとしても、それは変わらない。
まあ、落ち込むことはない。落胆しなくてもいい。
人間なんて、そんなものだ。
