曇り空と混雑の東京を脱出、東武東上線に乗って埼玉県寄居町にソロ散策にやって来ました
“寄居町ってどこ?”って人も多いよね。
熊谷や深谷のお隣、寄居駅は秩父鉄道も通ってます。
移動距離約88km、どんどん青空となり、電車もガラガラ。今回は鉢形駅にて下車。
10時半、目指す鉢形城跡までトラックがビュンビュン走る県道を約20分歩きます
小高い鉢形城跡より玉淀河原を望む
日本百名城のひとつ。荒川の断崖絶壁にあり、現在は堀や土塁が残るのみ。(などは全く知らずに来たわ^^;)
目的は城公園内にあるこちら
既に小さな花びらが散り始め、360度どこから見ても美しい
土塁にはカタクリの群生
美しい小川を渡って、
鉢形城歴史館を見学
比較的新しい小さな資料館。(200円)
鉢形城は、荒川と深沢川に挟まれた天然の城砦。上州と信州を望む重要な交通の要所で、戦国時代小田原の北条氏康の四男氏邦が支城として拡充、秀吉の小田原攻めにより開城。
こんな名城が寄居にあったなんて!勉強になったわ
これもエドヒガンザクラかな?
まだまだ蕾の桜が多いなか、これは花びら絨毯が綺麗でした
公園内は他にも春の花がいっぱい
ミツバツツジ
ボケ、チョウセンレンギョウetc。
では寄居駅方面へ向かいましょう。
荒川を渡ります。
結構な高さと長さの正喜橋、乗り出すと鴨や大きな魚が泳ぐ姿が見えた。
橋を渡って荒川沿いの雀宮公園
ここは七代目松本幸四郎の別邸跡地。
今をときめく歌舞伎役者の祖先
十代目松本幸四郎の座右の銘“守破離“の石碑と東屋。
守破離とは「日本の武道や芸道において師弟関係のあり方のひとつであり、目指すべき修行の過程を示したもの」by Wiki。
周囲にお店はなくランチは期待薄な寄居町…と思いながら駅へ向かう途中、偶然見つけたお店が当たりだった
築100年の和菓子屋跡を、泊まれるオーガニックレストランとしてリノベーション。食材販売の奥に泊まるスペースがあります。
野菜とジビエがウリのイタリアン。ランチは2000〜4000円弱と高めだけど、前菜の野菜プレートを食べて納得
オーガニック食材の野菜は、素材の味が濃くてマジでエネルギーを感じる