縦走3日目の行程は、
三俣山荘⇔雲ノ平小屋〜三俣蓮華岳〜丸山〜双六岳〜双六小屋、14,6km約9時間のコースです
雲ノ平から戻り、黒部の美味しい水を2,5Lいっぱい積んで三俣山荘を11:10出発、空身ハイク後はひときわザックが重い
振り返って鷲羽岳と三俣山荘
双六に向かうには、まき道、中道、三俣蓮華岳からの直登(コースタイムは他より1時間長い)の3コースがあり、天気も良いので直登チョイスしかし三俣蓮華岳(標高2841m三百名山)の急登が体力&精神的にキツかった…疲労きてるなー。
しかし登頂後は素晴らしいお花畑
タカネヤハズハハコ、リンドウ、キンバイ、キンポウゲetc,
振り返って三俣蓮華岳(左)と鷲羽岳
意外と雪渓が残ってます(登山道は)
そして山荘から2時間強,双六岳登頂
標高2860m、花の百名山。後ろのとんがりは笠ヶ岳。山名の由来は「すごろくの基盤に似た石がある”」「“四五六谷”が転化した」などの説あり。
山頂よりぐるっと
ビデオ最後の槍ヶ岳は残念ながらすっぽり雲の中。ここから槍ヶ岳に向かう一本道は有名な映えスポットだけにちょい残念
午後の稜線はかなり風が強く、一枚羽織りました。ひと雨来そうな午後。
そして14時過ぎ、双六小屋に到着
まずは駆け込み久々の生+あんかけ焼きそばで腹を満たす疲れもピークであろうかと今回は個室確保
双六小屋の充実ぶりには驚き。
水も充電も無料 (引続きネットは繋がらず)
歯磨きOK、しかも紙コップまであり!
何より一番は、、
トイレが綺麗
紙を流せる、臭くない。過去泊まった山荘で一番かも
そしてご飯も美味しい
夕飯の天ぷらは揚げたてサクサク、抹茶塩でいただく。もはやホテル並み
でも野口五郎や三俣のようなシブい山小屋に比べて規模が大きくなり、その分他登山者との触れ合いが取りづらいのは寂しいかも。
我々がチェックイン後ちょうど雨が降り出し、夕方には虹が見られました
夏山あるある風景
そして縦走4日目、5時半出発
本日の行程は、
双六岳〜西鎌尾根〜槍ヶ岳山荘、3度目の槍ヶ岳登頂です
目指すは槍ヶ岳
過去2回は表銀座から東鎌尾根でしたが、今回は初の西鎌尾根。多少の切れ落ちや鎖場はあるけど、東鎌尾根より簡単けど朝の西は逆光。
相変わらず高山植物が美しい
稜線の西側(風が強く寒い)と東側(太陽燦々暖かい)では花の大きさや種類が違い、進むにつれ今まで見なかった花も出てきましたハッポウウスユキソウやナデシコetc
千丈沢乗越から槍ヶ岳を望む
見慣れぬ形が新鮮だわー
迫力の赤い硫黄岳
裏銀座の稜線が遠ざかっていく。
黒部五郎岳をバックに最後の登り
これが意外と長い急登
そして4時間で槍ヶ岳山荘に到着
まだ9時半、まだ雲が沸かぬうちに槍ヶ岳を目指しましょう
楽チン空身+ヘルメットで行きまーす♪
続く。次はラストかな^^;
ベッドでシッターさんに甘え顔♪