暑さもひと段落した今日この頃、久しぶりに母を連れ出し都内散策へ、今回はシブいチョイスでこちらへ
池袋駅から都バスで10分ほど、豊島区長崎って全く未知な場所へとやって来ました
手塚治虫や藤子不二雄、石ノ森章太郎など、昭和の有名漫画家が暮らしていたトキワ荘を豊島区により再現した建物です。漫画家の聖地ですね
今回はオープン2周年で入場無料基本的に予約制ですが、平日なら直接行っても
母は漫画世代の前だし、私もこの先駆け漫画はTVアニメで見ていたくらいですが、それでもなんだかこの昭和の香りがほっこりさせてくれる
玄関入ってすぐ2階へ上がる階段は、ギシギシ当時の軋みの音も再現
人工的古さを創ってるので、実は館内はとっても綺麗です
The昭和物件の廊下
当時のキッチンやトイレ
ラーメンどんぶりも細かく再現。1階に建物のジオラマがあり、ここの流し台を風呂がわりに使用してた逸話を再現してるのがウケます
各部屋4畳半+押入れの間取り
断捨離的なシンプルさが逆に今っぽく、山小屋の部屋みたい
2階は漫画家の部屋の再現や資料を展示し、エレベーターで1階に降りてからは漫画の展示のほか、漫画少年大展覧号ギャラリーが開催中。昭和22年〜33年にかけて発刊されていた雑誌“漫画少年”がズラリ写真撮影は1階の展示など資料以外は可能でした。
またこちらは、全国各地のアニメ聖地88(という存在を初めて知る^^;)にも認定、御朱印スタンプもありました。
周囲は特に何も無い住宅街ですが、トキワ荘に結びつけてぼちぼち名所ができつつあるようです。
周辺マップや資料があります。
建物目の前の公園に記念碑「トキワ荘のヒーローたち」
今年11月オープン予定ですが、一部漫画を読んだりするスペースを開放中。
トキワ荘再現に先駆けてこちらがあり、グッズなど販売。若い世代の漫画家サインもありました。
小さな定食屋はあるけど、カフェとかあれば嬉しい。
ちなみにこの日は、ゴルゴ13作者さいとうたかを氏のお別れ会があったそうで、ちばてつや氏が弔辞を読んだとか。彼らはトキワ荘世代の後ですよね。今や世界に誇る日本の漫画アニメ文化、スタートに触れたひとときでした