今回の山行は、つい先日赤岳で雪崩ニュース(1人死亡)が起きたこともあり、山荘に問い合わせたりしてギリギリまで迷いました。特に心配性のダンナは大緊張滝汗

経験のために行ってみよう!と決めたものの、なんせ残雪期の登山は初めてヒヨコ半袖でOKもあれば、凍死もありえるという山のリスク。結局夏冬両方装備で大荷物になっちゃいました^^;

来てみれば、雪崩のリスクに加え、いわゆる残雪期の腐った雪が敬遠され、駐車場も登山者もガラガラ、八ヶ岳はオフシーズンに突入。もちろん情報として知ってはいたけど、来てみないと分からない感覚なのよね汗

ともあれ。
宿でゆっくり朝食後、9時頃出発グー
今回の行程は、
美濃戸口〜南沢ルート〜赤岳鉱泉宿泊
翌日、雪崩リスク回避で早朝に文三郎尾根から赤岳登頂の予定ですウインク

素晴らしい快晴のもと、ほぼ無雪の緩い登り坂を40分ほど、南北分岐点に到着

手前に去年夏に泊まった美濃戸山荘(クローズ)や、赤岳山荘(駐車場&食堂オープン)。

アイスキャンディ残骸がありました目


この辺りから雪道となり、チェーンスパイクを装着。しかし靴裏に雪がみっちり付き、舞妓さんのぽっくり下駄のようで歩きづらいあせるこれがいわゆる腐った雪ってやつか〜おまけに靴擦れも泣


重い荷物、暑さ、意外と長い道にやや飽きつつも、黙々と前進。ダンナは汗だく^^;


川の奥に大同心が見えてきたキラキラ

赤岳鉱泉らしい赤い川底目

あともう少しグー

約3時間ほどで赤岳鉱泉に到着ビックリマーク


前回12月にここを訪れた時は曇ってたので、改めてこの八ヶ岳ブルーに感激爆笑

大アイスキャンディの残骸


ガイドさん誘導で登ったなぁ笑

赤岳から横岳ぐるりキラキラ

めっちゃいい天気爆笑

しかし快晴が素直に喜べない残雪期^^;

赤岳鉱泉in

今回は個室“おだまき”2人で広々キラキラ


ダンナ「明日赤岳登る予定ですが、状態どうですか?」に対し、

スタッフがまず、

「悪いです」


表層雪崩全層雪崩がいつ起きてもおかしくない状況です」


「行者小屋にしろ、硫黄岳にしろ、斜面があるところは状況は同じです」


「状況見極めができるのであればまだしも、少しでもリスクを感じるのであれば、やめた方がいいでしょう」


「僕だったら行かないですね」


ひゃ〜めっちゃズバっと言うね〜ビックリマーク

事前にダンナが問い合わせたときは、ゆるゆる回答(多分違うスタッフ)だったのに^^;


「…えっと、キャンセルできます?」

「こういう状況下なので、キャンセル料は不要です


ってわけで。

諦めて引き返すことにしましたグッ

雪崩リスクはもちろん、ダンナの眼もあまり本調子ではなく、あんなにハッキリ言ってもらって、ちょっとホッとしたかも^^;


山荘前から

赤岳上差しリベンジは持ち越し。


こうして潔く来た道を戻ります。登って来る何人もの登山者とすれ違いました。


鹿さんに遭遇ラブ

2頭ぴょんぴょん跳ねてった。夫婦かな?


こうして約5時間ハイクで無事下山ビックリマークちょうど数少ない茅野駅行きバス時間に間に合いました。

さらば八ヶ岳バイバイ

今回は残雪期の装備雪の状態など初めて分かったことが多く、やっぱり行って良かったウインク装備(靴)また買わなきゃ^^;


シッターさんはキャンセル♪

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