いよいよ赤岳登頂の朝{emoji:ウインク}

よく眠れなかったのはいつものことで、5時には起床目


今回ツアー客8人のうち、我々2人は下田さんと赤岳、2人が久野さんとジョウゴ沢、4人が種村さんと硫黄岳の予定。我々以外は冬山経験者で、年配の方でした。普段は40代が多いそうです。


昼前から山の上は荒れる予報のため、硫黄岳チーム以外は朝食を取らず、まだ暗い朝6時過ぎにヘッドライトを点けて出発グー

前日よりかなり冷え込んでるけど「まずは前日と同じ格好で」と言われ、そんな薄着で大丈夫かよ滝汗と不安に思いつつ、苦心してアイゼンを付け、下田さんー私ーダンナの順で山行開始。
30分ほどで行者小屋に到着

おぉ〜美しい青空と雪山爆笑

ほんのり朝焼けキラキラ

で、この格好↓で大丈夫でしたチョキ

寒い時は着ればいいけど、汗で濡れたらどうしようもない、ってことですねぇ。寒がりにも汗っかきにも判断が難しい^^; 


しかし写真を撮る余裕はこれが最後でした汗あとはダンナ頼み。


本来ならこの行者小屋から地蔵尾根で登る予定でしたが、強風のため文三郎尾根で行きます。


急登になる手前で初めてハーネス(今回はレンタル)にロープをつけましたビックリマーク

我ながら登山家っぽいじゃ〜ん爆笑


前日学んだスリーオークロックという歩行法で登っていきます。朝より気温がぐっと下がり、ピッケルを持つ方の手が寒さで痛くなってくるあせる


降りて来る人に聞けば、早朝出発したという1組のみが赤岳登頂、あとは稜線の強風で撤退組でした。


流れの早い雲で山は見えなくなり、切れた瞬間を手袋を取る勇気あるダンナがカメラ

中岳&うっすら奥に阿弥陀岳

右から赤岳横岳


雲に隠れたり晴れたりの繰り返し。


稜線に出ると、案の定ものすごい強風に煽られ、とりあえず岩陰に避難し、下田さんの判断に委ねます。


恐らく気温マイナス15℃、風速15〜20m、体感温度はマイナス30℃くらい。赤岳取り付きエリアはもう少し風が防がれ、登頂は可能。しかし下山する頃、これからやって来る爆風に当たると予想され、今回はここで下山と判断されました。こういう判断基準も学んで欲しいとのこと。


私は手がそろそろ限界で、正直ちょっとホッとした^^; 髪が凍ってます汗

この優秀なBlack Diamondのソロイスト↑という手袋はマイナス28℃まで対応とのことですが、ホントその通りでした。


ロープ付きの下山は、ダンナ〜私〜下田さんの順で。下山直後が最も爆風でした滝汗
樹林帯に戻ってきました

すごく暖かく感じる爆笑


無事赤岳鉱泉に到着し、下田さんが顔の凍傷チェック。私はバラクラバ(目出し帽)をしてると、息でサングラスが曇ってしまうので完全には隠し切れず、鼻がやや凍傷なりかけとのことでした笑い泣き


ツアー他チームも撤退、結局は我々が一番上まで登ったとのこと拍手


ランチして充分温まってから、下田さんの提案で、なんとアイスキャンディにチャレンジすることにビックリマーク


カマキリピッケル()を借り、基本的にアイゼン講習会で習った動きで、早速下田さんに言われるがまま取り付く私グー

10mほどの氷壁、やや傾斜がある下半分まで行ってみましょうと聞いてたのに、そのまま下田さんの誘導が止まらず、あれよと垂直の壁アップぐぐっと氷壁が迫るあせる

結局最後まで登り切りましたクラッカー褒め上手の下田さん誘導のお陰拍手

お次はダンナのチャレンジグー

185cmの身長はリーチが長く、あっという間に行けそうに見えたけど、慎重なダンナは途中で辞めました。ちなみに降りるのはロープに委ねるので楽チンですウインク


下田さんはもう一回くらいやらせたかったようだけど、残念ながら下山時間のため終了。いや〜めっちゃ楽しかった〜爆笑


クライミング専門の久野さん下田さん、

「是非夫婦でクライミングやって下さい!パートナーが居ることは非常にラッキーなんですよキラキラ

って、いや〜そんなキラキラしながら言われても…^^;


13時過ぎ、下山開始。

もうアイゼンもピッケルも不要、真っ白な雪の世界を満喫しながらのサクサクハイクウインク


15時半過ぎ、小淵沢駅で名残惜しみつつ下田さんとお別れ泣名ガイドにホントお世話になりましたお願い

小淵沢駅より

あずさに乗り、ビールで乾杯生ビール

車窓から富士山キラキラ

お陰様でデビューを果たし、ものすごいいい経験&勉強ができました。何より無事帰宅ができて良かったですビックリマーク


1泊2日冬登山デビューはこれで終了、装備についてなど、またアップしようと思いますニコニコ


アイゼンを見つめるコタロー

キョロキョロ