■はじめに■


はじまりは『艶がのifストーリー:放課後は恋の合図』の公開を控えたある日に上げられた、艶友さまのうぬちゃんの記事でした


まだ、旦那さま達が生徒役か教師役かも解らない中、「艶がの旦那さま達が先生だったらどの教科を教えて欲しい?」という非常にそそられる考察をあげておられて(*´艸`)♡


彼女の推しである、土方さんと高杉さんに至っては、素敵で楽しい 台詞寸劇まで用意されていて……


うーん、こういうノリ大好き(ノ∀゚*)♡♡


と深夜2時のテンションで、
うぬちゃん宅のコメント欄に、勝手に慶喜先生の台詞寸劇をニヤニヤ笑いながら投稿して来た私(*´ェ`*)(はた迷惑)



その後、うぬちゃんからまさかの、続きをリクエストいただいて、生まれたのがこのお話という訳です♡




冒頭の青字部分がそのコメ欄に書かせてもらった箇所ですが、続きを意識してなかったのでちょっとやりたい放題感が有り……(*゚▽゚*)アハッ♡


そして、その後は私の『生徒とホイホイ恋愛を発展させちゃう教師は信用出来ない』という真面目な部分が見え隠れしています(ややこしいな(*皿* ) )







えー……。


その辺のギャップも含めてお楽しみいただけましたら幸いです♡(゚∀゚ll)。o(ワラットコ)





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※艶学祭主催、うぬちゃんのブログ内です

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では、艶学祭のはじまりはじまり~♡





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慶「じゃあここを……◯◯、読んでくれる?」

◯「はい。tuyaga is~~~」

慶「うん、そこは唇を噛むように発音するんだ。実際には噛まないんだけど…(近くに来て)こんな感じで、vanilla…やってみて?」

◯「え…と、vanilla…?」

慶「そうそんな感じ。俺の唇をちゃんと見て…vanilla」

◯「ー!」(赤面)

慶「ほら、◯◯」

◯「~v、vani…」

慶「……」

◯「……っ」

慶「……ふっ。美味しそうだね」

◯「せ、先生っ!」

慶「もちろん、アイスの挿し絵のことだよ」

座っていいよと頭ポンポン…








終業のチャイムが鳴った。




「じゃあ、今日はここまで。さっきの問題、次の授業までに一度各自で考えてみてね」


私は教壇の辺りに置いた視線を上げられないまま、慶喜先生の声を聞いて頭を下げた。


教室の扉が開いて、閉まる音と同時に周りのクラスメートが動き出す声がする。


「はああぁ…」


そのまま頭を下げ机に突っ伏した私を、後ろからチョンチョンと突つく指。


「なんや、えらいやられてたね」

「……疲れたよぅ…」


顔も上げずにそう答えると花里ちゃんは手を伸ばして、笑いながらよしよしと頭を撫でてくれる。


「羨ましい、思うてる子の方が絶対多い思うけどね」

「あんなの、面白がってからかってるだけだよ…」

「せやからそれが………。まぁええわ、帰ろ!アイス食べたいわ」

「……アイスはもうお腹いっぱい」


慶喜先生とのやり取りを思い出してしまい、頬を赤らめながらそう言うと花里ちゃんは楽しそうに笑いながら「そら胸いっぱい言うんや」と言って二人分の鞄を手に取った。



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(しまった…ちょっと遅くなりすぎた)

夕方、電車の窓に映る、サラリーマンに囲まれた自分の姿を見る。


あの後、私は花里ちゃんの押しに負けてアイスクリームの専門店へ向かった。店頭に立てられていた写真付きのメニューを見ながら二人でうんうん悩んでいると、ふと 店内から黄色い声が届いてそちらに目をやった。


「……」

「決めた!うちはキャラメルリボ………」


顔を上げた花里ちゃんの目にもその様子が映り、思わず無言で顔を見合わせる。



入り口にまで届く声できゃーきゃーと騒いでいるのは同じクラスの女の子達だった。大人顔負けのお化粧や盛り気味の髪型が、制服とのなんとも言えないギャップを醸し出している。


派手なだけで性格に難があるわけではないし、席が近ければなんでもない話をして笑ったりする。

だけど、皆の手に持たれたバニラアイスと楽しそうに下唇を噛んでいる姿を見ると、今日そこへいくことは遠慮した方が良いように思えた。


私達はどちらからともなく、近くのファーストフード店へと歩き始めたのだった。




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電車に揺られながらぼーっと今日あったことを色々思い出す。


(慶喜先生って…やっぱり人気あるんだなぁ)


そう思った自分と窓越しに目があってぎょっとする。


(そ、その落ち込んだ顔は何よ…)


別に。別に、慶喜先生のことそんな風になんか見ていない。

そりゃ、女のひとも敵わないくらい綺麗で、とても優しくて、話も分かりやすくて、すごく紳士的で、慶喜先生のような人は素敵だけれど…それは別に慶喜先生本人のことじゃなくて……


(う……)


窓の分身が見たことも無いような顔で慶喜先生のことを考えている。


(私……。でも、そんなの…)


胸がずきりと動いた時、
車内を反射する窓の向こうに、降車駅の名前が大きく書かれた看板を見つけて慌てて降車口へと通してもらう。




自分も他の大勢の女生徒と同じように慶喜先生に憧れているんだ。




そんなことに気付いたって、こんな行き場の無い想い、どうしようもないのに……。











(1限目おしまい)



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うぬちゃん宅のコメント、既読の方には新たな慶喜先生がいない話でごめんなさい…(´∀ヽ゚)゚。





→2限目に続く♡