ということで、ヤンキースの今シーズンも終わりましたので総括をしたいと思います。

(評価A+~D)


まずは、先発投手陣。

☆CC・サバシア
評価A+

去年もそうだが、もし彼がいなかったらと思うとゾッとする。
21勝を上げたことも、もちろん評価できるが、毎年250イニング前後投げられる投手はなかなかいない。
ニューヨーク・ヤンキースという最もプレッシャーのかかるチームに移籍した先発投手で、真の意味で成功をおさめている投手は、おそらくここ10年で彼一人だろう。
まさに真のエース。


☆アンディ・ペティット評価B

怪我で離脱した期間も長かったが、試合に出れさえすれば、まだまだ一流の投手であることを証明してみせている。
来シーズンも、また引退を匂わす発言をするかもしれないが、現在の先発投手陣を考えれば、来季もぜひ残ってもらいたい。


☆フィリップ・ヒューズ評価B

ヤンキースにドラフトで入った選手の中で、おそらくここ10年で最高のトッププロスペクトでありながら、伸び悩みを続けた大器がようやく開花し始めようとしている。
特に前半は、オールスターに選ばれたことからもわかるように、サイヤング級と言ってもいい活躍を見せた。
しかし、そのオールスターに選ばれ負け投手になってから、徐々にパフォーマンスが低下。
結局トータル的には3、4番手くらいの成績でシーズンを終了した。
ただ、不甲斐ない先発投手陣の中でも、サバシアと共にシーズンを通して投げてくれたことは、十分評価に値する。
来期以降の本格的開花に期待したい。


☆A.J・バーネット
評価C

バスケスもそうだが、よくあの投球内容で10勝できたものだ。
ただ、本来ならD評価なのだが、先発5番手級投手として、シーズン通してとりあえずは大きな怪我もなく投げた事を評価してCをあたえたい。 本来なら2番手に入ってもおかしくないだけの投手だけに、来期もこのような成績なら間違いなくD評価だか・・・。
ただ、年齢的にも才能に頼るピークは過ぎただけに、あのプレースタイルでは、過度の期待は酷かもしれない。


☆ハビア・バスケス
評価D

そもそも、彼がヤンキース向きの投手ではないことは、2001年でわかっていたはず。
当時も今も、ヤンキースのGMは変わっていないはずなのだが・・・。
毎年200イニングを投げられるワークホースぶりも、今季は160イニングにも満たないイニング数。
若手を差し出してまで獲得した投手だけに、来期こそ活躍してほしいという思いもあるが、2001年同様、一年でニューヨークを去ることは、ほぼ確実だろう。



続いてはリリーフ陣


☆ジャバ・チェンバーレイン
評価D

彗星は突如現れ瞬く間に消えていく。
彼が登場した時、多くのヤンキースファンが黄金の未来を想像していたに違いない。
しかし、首脳陣の優柔不断な育成方針や、本人の自己管理能力の欠如もあり、今や2戦級の投手になってしまった。
今後は体を絞り、リリーフ一本で勝負していけば、真のスタープレーヤーになれる素質は十分に持っている。
また、あの100マイルの速球と素晴らしいスライダーで三振の山を築くジャバの姿をファンは待ち望んでいる。


☆ケリー・ウッド
評価B

ルーキー時代の衝撃であれば、ジャバよりも・・・そしてスティーブン・ストラスバーグよりも衝撃的だったと言われる男が、このケリー・ウッド。 今や救援にまわり先発で20奪三振を奪った時のような投球は出来ないが、今季途中ヤンキースに移籍してからは、セットアッパーとして見事アジャストしてみせた。
シーズン途中からの加入であること、結果的にヤンキースが優勝出来なかったことを考慮してB評価だか、防御率0点台であること、リベラ以外頼りにならなかったリリーフ陣に活気をもたらした点を考えれば、限りなくA評価に近い評価である。
ポストシーズンで不安定だったとはいえ球団側は、来季のオプションを行使しない模様なのは少し残念。


☆デビッド・ロバートソン評価C

奪三振率は高いが、全体的にもうワンステップ向上してもらいたい。
順調に成長すれば、ジョバではなく、彼をセットアッパーにしてもいいかもしれない。


☆ダマソ・マルテ
評価D

去年のワールドシリーズでの活躍が、あまりにも凄かったため、シーズン通しての結果には不満が残る。
来季ヤンキースに残ってるかどうかは微妙。


☆ブーン・ローガン
評価C

左のワンポイントとしてまずまずの活躍。来季もプラスアルファで成長できれば、貴重な左のワンポイントに。


☆アルフレド・アセベス評価D

この人のシーズン序盤での離脱が痛かった。貴重なロングリリーバーとして来季に期待したい。


☆マリアーノ・リベラ
評価A+

まさにニューヨーク・ヤンキースの守護神。
唯一無二の伝家の宝刀カットボールを操る史上最高のクローザー。
信頼できないヤンキースリリーフ陣にあって、唯一絶対的な活躍を見せる彼の存在は今季も計り知れなかった。
9月に疲れからか一時調子を落とし、防御率0点台から(8月まで維持していた事自体驚異的。)跳ね上がったが、それでも1.80。
そして、ポストシーズンのモンスターでもある彼は、今年も6試合に登板して3セーブ、防御率0.00。
40歳をすでに超えているだけに、来期以降の衰えは心配だが、そう言われ続けながら、その常識を何度も覆してきたのも、またリベラである。
彼をリアルタイムで見れる幸運に感謝しつつ来季の活躍にも期待したい。



以上、投手編でした。

来季は、クリフ・リーの獲得と、マイナーのアンドリュー・ブラックマンの昇格を期待したいですね。

あとは、クローザーもできるくらい頼れる投手の獲得か若手の成長を期待したいですね。